【速報】韓国メディア「自民党・岸田新総裁」誕生を報道。河野氏でなくてガッカリ?

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2021年09月29日13:00、日本政府与党『自由民主党』の新総裁選挙の本投票が行われました。

『自由民主党』総裁選挙
河野太郎:255票
(議員票:86票 + 党員算定票:169票)
岸田文雄:256票
(議員票:146票 + 党員算定票:110票)
高市早苗:188票
(議員票:114票 + 党員算定票:74票)
野田聖子:63票
(議員票:34票 + 党員算定票:63票)

岸田さんが第1位になりましたが過半数に達しませんでした

この投票では、わずか1票差で岸田さんが第1位となりましたが、過半数に達しなかったため、決算投票が行われました。

『自由民主党』総裁選挙・決戦投票
岸田文雄:257票
河野太郎:170票

決戦投票を経て、岸田文雄さんが選出されました。

岸田さんは10月04日に新首相(第100代)に選出される予定で、この後、衆議院議員選挙に突入します。

韓国メディアは岸田さんでガッカリか

この選挙の結果を受け、さっそく韓国メディアに記事が報じられています。韓国メディア『ソウル経済』の記事タイトルは「【速報】次期首相に『日韓慰安婦合意』岸田」」。

実は韓国メディアでは、高市早苗さんを「極右」「女安倍」などと忌避する報道が多かったのですが、今回の新総裁候補の中では、まだしも河野太郎さんが推されていました。

というのは、河野さんはかつて「(2020年07月に日本が実施した韓国に対する輸出管理強化を)元に戻すこともできる」と発言したことがある――と受け止められていたからです。河野談話を発表した河野洋平さんの息子である、という点にも薄い期待が語られたりしました。

しかし、河野さんは決戦投票で岸田さんに敗れました。

韓国にとってはいささか残念な結果になったといえます。

岸田さんは、記事タイトルにもなっているとおり韓国では、いったん文在寅政権が踏みにじった「日韓慰安婦合意」(2015年12月28日)を交わした際の外務大臣と認識されています。

上記『ソウル経済』だけではなく、『朝鮮日報』の記事タイトルも「日本の新首相に岸田前外相…日韓慰安婦合意主導」となっています。『朝鮮日報』の記事から一部を引用してみます。

(前略)
安倍内閣で4年7カ月間外相を務めた岸田氏は、2015年の日韓日本軍慰安婦の合意を主導した人物である。

それだけに慰安婦と強制徴用被害者の賠償問題と関連し、「韓国が国際法と国際合意を遵守しなければならない」とし「日韓関係の改善のボールは韓国にある」と強調している。

岸田氏は、日米関係と価値共有、国家間の外交主軸とする安倍外交路線維持していく方針だ。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「日本の新首相に岸田前外相…日韓慰安婦合意主導」

というわけで、新首相が誕生しても日本の外交姿勢は変わりはしないだろう、という認識は(少なくともメディアには)あるようです。

さあ、岸田新首相が対峙することになる韓国の新大統領は誰になるでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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