2026年07月28日、韓国浦項市※南区九竜浦邑の長吉里沖に設置された海上歩道橋「ボリットル橋」が崩落しました。
※浦項市といえば『POSCO(ポスコ)』で有名な鉄鋼都市です。

この日の13:15分頃、消防署に通報があり救急隊員が駆けつけてみると、橋は上掲のように落ちていました。

このボリットル橋は、岬の先に突き出た岩に渡るために架けられた橋です。
ちなみに「보릿돌(ボリットル)」は岩の名前で、
보리(ボリ)=麦
돌(トル)=石・岩
つまり「麦岩」という意味になります。地元では、この岩が麦の穂や麦粒のような形をしていることから、このように呼ばれている――とのこと。
ですから日本語にするなら「麦岩橋」です。
実は、この麦岩橋は「あれ、危ないぞ」と目されていました。以下をご覧ください。
ボリットル展望施設の安全性に危険があるため、精密安全診断を実施するために、施設の一部区間への立ち入りを規制いたします。ご理解・ご協力をお願いいたします。
規制期間:2026年5月29日 ~ 別途解除するまで
(担当)陽鶴洞管理 電話:054-270-2763――と書いてあります。
麦岩の上にちょっとした見晴らしのための施設があり、(橋も含めて)構造物の各所で亀裂が見つかっており、立ち入りが禁止されていました。
ところが、これを無視して観光客がで出入りする状態になっていました。
この日も麦岩の上に17人が孤立。救急隊員に救助されることになりました。

↑橋の崩落に巻き込まれた人がいないか潜水して確かめる救助隊員の皆さん。
不幸中の幸いで、崩落時に橋の上を通行中の人はおらず、人的被害は出ませんでした(麦岩の上に取り残された人は全員救助されて無事:民間漁船を救助に投入)。

――問題は、この麦岩橋が「2013年12月10日に竣工」という点です。
上掲はYouTubeに上がった韓国メディアの報道ですが、この中に監視カメラの動画が使われています。特に天候が悪いわけでもないのに、突然崩壊を始めています。
渡りかけていた人が慌てて引き返して事なきを得たのも捉えられていますが、このようなコンクリ製の橋が13年で自然に崩落する――というのはいいのでしょうか。
いくら何でも「耐久性なさすぎ」ではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)






