韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは、金勝源(キム・スンウォン)さんが法務長官になることを望んでいます。
自分の裁判を全部帳消し(公訴取り消し)にするためです。法務部の部長となった金勝源(キム・スンウォン)さんが、自身の走狗となって働くことを期待しているというわけです。
来る2026年09月15日に金勝源(キム・スンウォン)さんの人事聴聞会が国会で行われるのですが、すでにさまざまな疑惑が提起されています。

↑公聴会の準備で国会に立ち寄り、記者団に向けて「自身の疑惑に対して反論」する金勝源(キム・スンウォン)さん。「必死だな」――な光景です。
どんな疑惑が上がっているのか、以下に挙げてみましょう。
長くなるので、うんざりされるかもしれませんが、法務部のTop候補に指名されたのが、いかに薄汚い人物であるのかをぜひ知ってください。
文在寅政権時に法務部長になった曹国(チョ・グク)は、家族ぐるみでカンニングを行うという「もの凄いバカ」でしたけれども。

以下が金勝源(キム・スンウォン)さんについて挙がった疑惑「8つ」です。
これが現在もっともヘビーな案件です。
2021年、バイオ企業『ジェネンセル』が新型コロナ治療薬の臨床試験計画承認を申請していた際、金勝源(キム・スンウォン)さんは、知人の事業家から「食品医薬品安全処で早く処理してほしい」と頼まれ、当時の食品医薬品安全処長に直接連絡しました。
当時のメッセージ(とされるものが)公開されており、これによれば、依頼者は同社が上場を準備していることや「300億ウォンの投資を誘致している」ことまで説明し、金さんは「オーケー」と応じています。
その後、食品医薬品安全処長に「よく見てやってほしい」と伝え、担当部署を列挙して「実務担当者が早く処理できるようお願いする」という依頼文まで転送しています。
臨床2・3相試験計画はその約2週間後の2021年10月26日に承認されました。
本件は一応「不起訴」になっています。検察の不起訴決定書によれば、食品医薬品安全処の審査自体について、規定・マニュアル違反は確認されず、手続きに従って審査された――となっています。
金勝源(キム・スンウォン)さんも「承認を迫ったのではなく、公益的な苦情・陳情を伝えただけ」と反論しています。
2.口利きの見返りとして500万ウォンの政治献金を約束させた疑惑
検察自身が、金氏について「斡旋の対価として500万ウォンの後援金を受ける約束をした」という嫌疑を認めたうえで、起訴猶予にしています。
2021年10月、仲介役の事業家から「助けてもらったお礼をしたい」と持ちかけられた際、金さんは「本当にありがたく思うなら、国会議員後援会には1人500万ウォンまで出せるので、うまくいったらそれだけしてくれればいい」という趣旨の発言をした――とのこと。
承認後には後援会口座を送り、「ありがとう」と返信しました。ただし、金さんの年間後援金限度額がすでに埋まっていたため、実際の500万ウォンは入金されませんでした。
2024年12月のソウル西部地検の不起訴決定書では、「500万ウォンの後援金を受け取る約束」の嫌疑については認定されています。
一方、実際の金品授受がなく、金額も大きくなく、臨床審査そのものに手続き違反がなかったことなどを考慮して起訴猶予となりました。金勝源(キム・スンウォン)さん本人はこの起訴猶予そのものを不服として憲法訴願を起こしています。
ですから、これは正確には「無嫌疑になった事件」ではありません。嫌疑ありと判断されたが、公判には付されなかった事件です。
3.仲介業者との関係について説明が虚偽だったのではないか、という疑惑
上記臨床試験案件の仲介役となった事業家と金勝源(キム・スンウォン)さん、さらにその事件関係者の令状を棄却した判事が一緒に写った写真が問題になりました。
金勝源(キム・スンウォン)さんは当初、2022年2月に「偶然会った」趣旨の説明をしていました。
しかし韓東勲(ハン・ドンフン)議員(最近ナカずトバずな月亭方正似)が、その事業家と金氏がかなり親密に会話していたとする録音記録を公開し、「偶然会っただけ」という説明は虚偽ではないかと攻撃。
さらに金勝源(キム・スンウォン)さんは、2013年にその事業家が運営していた遊興酒場の労働基準法違反事件の弁護を担当した経歴も確認されています。
これは臨床試験ロビー疑惑から派生した――いわば「関係の深さを過小説明したのではないか」問題です。
4.地域企業一家から3年間で3,000万ウォンを受けた「分割献金」疑惑
金勝源(キム・スンウォン)さんの選挙区にある企業の代表とその妻・娘らが、2024~2026年の3年間に、確認されただけで計3,000万ウォンを金勝源(キム・スンウォン)の後援会に寄付していました。
韓国政治資金法では、個人が同一後援会に寄付できる額には年500万ウォンの上限があり、法人・団体の資金を複数の個人名義に分けて寄付することも禁止されています。
そのため、本来は会社資金だったものを代表一家の名義に分割したのではないかという疑惑が出ています。
特に2026年02月の2件、計1,000万ウォンについては、寄付者の名前の横に会社名まで記載されていたため、金勝源(キム・スンウォン)さんが同じ企業関係者からの寄付であることを認識できたのではないか、との指摘があります。
金勝源(キム・スンウォン)さんはこの2件について返還を指示しました。
ただし、現段階で違法な分割献金だったと確定したわけではありません。金勝源(キム・スンウォン)さんにその認識・故意があったかが重要になります。
5.妻の社会的協同組合への「特恵指定・公的資金流入」疑惑
金勝源(キム・スンウォン)さんの妻が働く「韓国児童発達社会的協同組合」は、2019年に龍仁で発足した当初には政府支援収入がなかったとされています。
ところが、金勝源(キム・スンウォン)さんが国会議員となった後の2022年01月に、金勝源(キム・スンウォン)さんの選挙区である水原市長安区へ移転し、その3カ月後に水原市から発達障害者活動サービス提供機関に指定されました。
その後、政府バウチャー収入が4年間で約8億8,000万ウォンに増えたとして、野党から「選挙区移転後に異例の速さで指定を受けたのではないか」という特恵疑惑が提起されています。
現時点では、金勝源(キム・スンウォン)さん本人が水原市に働きかけた証拠が報道で示されたわけではありません。
ですので、あくまで「移転時期・指定時期・公的資金増加の関係が不自然ではないか」という疑惑です。
6.妻・長男・次女による「家族型協同組合」「身内採用」疑惑
同じ協同組合では、
妻がセンター長・院長
長男が正規職員
次女が時間制職員
――として働いています。
野党側の調べでは、妻と子ども2人が受け取った給与は3億ウォン超に上ります。
さらに次女の採用面接には、母親である妻と兄である長男が関与したとされ、「母親が院長、兄が人事担当で、妹を採用するのが公正なのか」という身内採用疑惑が出ています。
韓国ではよくある話ですが、金勝源(キム・スンウォン)さんも怪しいですね。
金勝源(キム・スンウォン)さんは――、
長男は作業療法学専攻で実際に作業療法・ケアを担当し、次女も保健・保育を学び教育補助業務をしており、人手不足のため家族が勤務した
――と反論しています。架空勤務や無労働給与が確認されたわけではありませんが、調べてみる価値は十分にあると思われます。
7.妻が運営する施設の「未認可学校」問題
同協同組合が運営する発達障害児向け施設は「A学校」を名乗り、午前から夕方まで授業を行っていますが、正式な学校認可も、代替教育機関としての登録・指定も受けていないことが判明しました。
韓国の初等中等教育法では、正式な認可を受けた学校でなければ「学校」の名称を使用できないため、野党側は違法教育施設の運営だと指摘しています。
モグリの教育施設なのに、勝手に「学校」と名乗っていたのです。
施設側自身も「認可学校ではない」「学歴認定もされない」「便宜上『学校』と呼んでいる」と認めています。
他の疑惑に比べ、「未認可なのに学校を名乗っていた」という事実は明確です。明らかな法律違反なので、どの程度の違反であり、誰に責任があるかが問われる案件です。
8.妻の給与を「勤労所得+事業所得」に分け、保険料を節減した疑惑
同じ協同組合について、妻への報酬を勤労所得と事業所得に分けて支払うことで、健康保険・国民年金など保険料を少なくしたのではないかという問題も提起されています。
これまたよくある手口です。
野党『国民の力』では、5年間で協同組合と妻が合わせて1,300万ウォン超の保険料を節減した可能性があると試算し、「給与分割による保険料の便法的節減」だとして関係機関に調査を求める方針です。
ただし、現段階では当局による違法認定が出たわけではありません。所得の実態が勤労所得なのか独立した事業所得なのか――がポイントになります。
そもそも飲酒運転の不祥事アリ!
上掲のとおり、金勝源(キム・スンウォン)さんはすでに「火だるま状態」です。

↑口をとんがらかして反論する金勝源(キム・スンウォン)さんですが、まったくかわいくはありませんし、腹の中は薄汚いままでしょう。
李在明(イ・ジェミョン)の公訴取り消しに動く法務部長など、想像するだけでもおぞましい存在ですので、野党に転落した『国民の力』が、全力で人事公聴会で「吊し上げ」にかかるのは当然でのこと。
上記の疑惑とは別に、すでに確認済みの「過去の不祥事」があります。
金勝源(キム・スンウォン)さんは、判事を退職した2008年、飲酒運転で道路交通法違反に問われ、罰金70万ウォンの刑を受けています。
本人は認めており「いかなる理由でも容認されない過ち」と謝罪していますが、反省ななどしているわけはありません。反省したフリをしているだけです。
なお、長男が病気を理由に「兵役免除」となっていることが、人事聴聞資料で公表されています。
この火だるま状態の金勝源(キム・スンウォン)さんですが、押し切って法務部長に成りおおせるつもりのようです。
ま、曺国(チョ・グク)さんのように、法務部長になったけれどもスグに辞めざるを得なくなった――という例もあります。
(吉田ハンチング@dcp)





