韓国大統領に成りおおせたのですが、ここのところ言い訳と空涙の謝罪ばかりしている李在明(イ・ジェミョン)さん。
現実の鬱憤を晴らすかのように『X』に投稿したのですが、これがまた「言い訳」を招きました。
世にもアホらしい話なのですが、傑作なのでご紹介しておきます。
そもそもの発端は09月18日夜。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は記者会見後、ある支持者が「今日の記者会見を見て憂鬱になったので、大統領の改革実績をまとめた」として、
公企業統廃合
KTX・SRT統合
検察庁廃止
KOSPI 7,000
AI三大メガプロジェクト
――などを列挙したX投稿を引用しました。自分の業績が認められたとうれしかったのでしょう、
李大統領自身はそこに「ありがとうございます。大いに慰められます。さらに改革して、より良い世の中を……」というコメントを付けました。
ところが、その後に問題になったのが引用元アカウントの過去の投稿です。
この投稿者は過去に、李政権を支持する側にいながら、同じ与党・進歩系陣営の中でも李在明と距離がある、あるいは対立するとみなした人物・支持層に対し、**「문조털래유」**などの表現を使って攻撃していたことが掘り起こされました。
この「문조털래유(文・曺・毛・来・柳)」は、
文=文在寅(ムン・ジェイン)
曺=曺国(チョ・グク)
毛=金於俊(キム・オジュン)の別名「털보(ひげ面)」から
来=鄭清来(チョン・チョンレ)
柳=柳時敏(ユ・シミン)
を一まとめにした呼称です。
考案者の時事評論家・チェ・ハヌクは「侮辱するために作った言葉ではない」と説明していますが、実際には政治的対立相手をひとくくりにする呼称として使われ、今回の報道各社は「멸칭(蔑称)」として扱っています。
李在明(イ・ジェミョン)さんが引用した「改革実績一覧」には、文在寅さんらへの侮辱表現は入っていません。
『共に民主党』内部の勢力を批判したように見える!
問題となったのは投稿者の過去の言動です。
『共に民主党』の一部から見ると、
「文在寅、曺国、金於俊、鄭清来、柳時敏らを攻撃してきた人物の投稿を、大統領自身がわざわざ引用して、『慰められる』と称賛した」
――と見えるわけです。
韓国メディア『SBS』は、「李大統領が投稿者の過去を承知したうえで引用したのではないか」との疑念が生じたと報じています。
(本当にそうなのかは不明ながら)言いがかりもいいところと思われるでしょうが、左派進歩系人士、およびメディアというのは、こういうことをする(主張する)人たちなのです。
李在明(イ・ジェミョン)さんへの肯定的評価がダダ下がりなので、『共に民主党』内部でも足の引っ張り合い・不協和音が表面化しております。
身内のはずの『共に民主党』からも非難されてはならん――と、李在明(イ・ジェミョン)さんは投稿を削除して、以下のような釈明投稿を行いました。
縦に長い文書なので、面倒くさい方は、誠に恐縮ですが次の小見出しまで飛んでください。
<大統領の友人>
世の中を変えてみたいという熱望、それだけしかなかった私を今のこの場所へと導いたのは、国民の皆さんです。その中でも最も大きな役割を果たしてきたのは、私のそばで共に泣き、共に笑いながら、私を守ってくれた同志たちです。
反発を伴う数多くの改革が進められている今も、改革の正当性を最も力強く支持し、人々を説得してくれているのは、SNSの友人を含む李在明(イ・ジェミョン)の支持者である同志たちです。
私が昨日、X(ツイッター)の友人の投稿を引用したことをきっかけに生じた論争は、さまざまな面で残念であり、心が痛みます。
ツイッターで誰かの投稿を引用する際、投稿者の過去の投稿や表現を一つ一つ確認することはできません。
匿名投稿の引用は、そこに表現された投稿そのものを引用するのであって、投稿者のすべての主張や投稿を支持・擁護し、同調・共感するということではありません。
それにもかかわらず、引用した投稿の作成者による別の投稿によって傷ついた方々がいるのであれば、遺憾の意を表するとともに、いくつか申し上げたいと思います。
大統領の友人である皆さん、私たちは互いを通じてそれぞれの夢を実現しようと、頼り合いながら共に行動する同志たちです。
だからこそ、皆さん自身がまさに李在明(イ・ジェミョン)であり、皆さん自身がまさに大統領なのだと考えて行動していただきたいと思います。
友人を見れば、その人が分かるという言葉もあります。
大統領が笑顔で会話している人が、普段から暴言を吐き、蔑称や皮肉を繰り返す人だとすれば、国民の目にその大統領はどのように映るでしょうか。
仁川・桂陽区の国会議員選挙の時、最も致命的なネガティブ要因となったのは、「李在明支持者」と身体に書き付けたまま、街頭の至る所で有権者に暴言を吐き、乱暴を働いていた暴力的な者たちでした。
結局、審判を下すのは利害関係のない多数の国民です。
大統領の友人の荒々しい態度は、支持と共感を広げるものではなく、結局のところ、大統領に対する憎悪を煽る材料、非難する理由や口実となります。
逆説的ではありますが、これはむしろ大統領を窮地に追い込むものであり、陣営内部を分裂させたい人々が望んでいることでもあるでしょう。
内部の分裂と対立を引き起こすために、支持者を装って支持者を攻撃することは、昔から伝わる、安上がりで効果の高い戦術でもあります。
健全な論争や合理的な批判ではなく、暴言と皮肉、蔑称と憎悪によって対立と敵対を拡大することは、味方を減らし、敵を増やします。結果として、改革と統合の助けになるのではなく、むしろ障害を高くします。
もう少し根本的に言えば、彼らも皆、大韓民国の国民であり、いつかは私たちが説得し、共に歩んでいかなければならない方々です。
世の中を変えようとする私たちの内部にある違いが、どれほど大きいとしても、乗り越えなければならない相手との違いより大きいわけではありません。
「손가혁(ソンガヒョク:指革命軍)」※を解散させた理由を、もう一度考えてみていただければと思います。
※ここでいう「指」は、指を使ってスマートフォンやパソコンからSNSに書き込み、ネット上の世論形成を通じて政治を変えるという発想から来ています。2016~17年頃にSNSを基盤として形成された、李在明(イ・ジェミョン)の熱心な支持者集団・ファンクラブを指します。
「指革命軍」は、もともとは李在明(イ・ジェミョン)さんのネット上の有力な支持者集団でした。しかし、2017年の民主党大統領候補予備選などで、一部支持者による文在寅(ムン・ジェイン)ら他候補への激しい攻撃や過激な言動が問題になりました。
2017年の『共に民主党』大統領候補予備選で、一部メンバーによる文在寅への「認知障害」「認知症」などの中傷が問題になりました。『国民日報』は2017年03月05日には、この問題を「人格侮辱レベルの攻撃」と報じています。
その後、李在明(イ・ジェミョン)さんが予備選で敗れた後、組織は次第に活動を縮小します。
現在、『共に民主党』の金榮鎭(キム・ヨンジン)議員は当時について、支持者集団が「極端な形」に向かったため、「解散した方がよいと、当時の李在明(イ・ジェミョン)市長も話し、それによって消滅した組織」説明しています。
引用者注私は、すべての国民に仕えなければならない統合の大統領であり、より良い世の中を願うすべての人々の力を結集し、共に見る夢を実現しなければならない改革の大統領です。
そして、共に歩む皆さんは、その大統領の目標を手を取り合って実現していく、大統領の友人たちです。
今からでも、憎悪と皮肉、感情的な非難は捨て、事実と愛情に基づいた合理的な批判、品格ある説得、そして温かい訴えに乗り出していただきたいと思います。
私たちは今や、戦って勝たなければならない大統領候補ではなく、すでに世の中に対して無限の責任を負わなければならない大統領なのです。
⇒参照・引用元:『X』李在明(イ・ジェミョン)公式アカウント
――というわけで、投稿を削除して「言い訳」を投稿した李在明(イ・ジェミョン)さんですが、ことはそれだけでは終わりませんでした。
一家でカンニング男・曺国本人も反応した!
だんだん立場で弱くなっている曺国(チョ・グク)さんが、ここぞとばかりに反応しました。
2026年09月20日、李大統領の釈明を受けて、親李在明を自称する国会議員、政治家、評論家、ユーチューバー、市民らに対し、「蔑称政治」と「分断政治」をやめるよう求めました。
さらに、これまで「同志を敵にする陣営破壊政治」を行い、政治的目的のために「憎悪と憎しみの生態系」を作り出してきた人々は李大統領の言葉に従うべきだ、と批判しています。『共に民主党』政治家にも「骨身に染みる省察が必要だ」としました。
つまり、曺国(チョ・グク)さんも今回の出来事を、李大統領による単純なミスではなく、李在明支持層の一部による陣営内部への攻撃という、以前から存在する問題が表面化した事件として扱ったわけです。
筆者などには「オレは悪くない」――の他罰主義の発揮にしか見えませんが、韓国の左派進歩系人士というのは、内紛騒動がいつ爆発してもおかしくないママ「存続している」のです。
(吉田ハンチング@dcp)






