2026年09月に入りましたが、中国の電気自動車メーカー『BYD』の販売台数が面白いことになっていますので、ご紹介しておきます。
結論から先にいえば――中国国内でクルマが売れなくなってきたので、輸出を爆増させている。それでも昨年同期比で販売台数全体が下がっている――という状況です。
『BYD』自身が公表しているデータを積み上げてみると、
2026年01~08月累計
中国国内販売:150万5,755台(-32.72%)
海外販売台数:116万2,260台(+85.72%)
世界販売台数:266万8,015台(-6.84%)
世界販売台数は「中国国内販売台数」と「海外販売台数」を足したもの。( )内は対前年同期比の増減です。
01~08月累計を2025年と2026年で比較してグラフにすると以下のようになります。

中国国内の販売台数は、対前年同期比で「約32.7%も減った」のですが、海外販売台数は「約85.7%も増加」しています。
海外販売台数は1.857倍になりました。
中国国内で売れないので、無茶苦茶に輸出を増加させているのです。
これ合計した世界販売台数は対前年同期比で「約-6.8%」。
国内市場での減少分を取り返すために輸出を無茶苦茶に増やしてみたけれども、しかし――それでも販売台数を取り返せていない――というのが現状なのです。
アメリカ合衆国、欧州、2つの大きな自動車市場は、これまで以上に中国産自動車を締め出す圧力を強めようとしています。『BYD』さんはじめ、中国のポンコツ自動車会社は無事で済むでしょうか。
とても楽しみですね。
(吉田ハンチング@dcp)





