韓国メディア『Chosun Biz』が面白い記事を出しています。
半導体企業が異常なほどの利益を出しているのに、まったくトリクルダウン効果が見えない――という記事です。以下に同記事から一部を引きます。
半導体輸出に支えられ、過去最大の輸出記録を相次いで更新しているが、さまざまな経済指標は「半導体のトリクルダウン効果が見えない」と物語っている。
経済成長の中で企業が受け取る取り分は大幅に増えた一方、労働者に回る報酬は小さくなった。青年雇用は悪化し、企業は国内よりも海外への投資を増やしている状況だ。
❶第2四半期の経済成長で企業の取り分18%増 vs 労働者の取り分1%増
16日、『韓国銀行』によると、今年第2四半期の名目国内総生産(GDP)は前四半期より9.2%成長した。このうち、企業が受け取る取り分を示す総営業余剰は同期間に18.5%増加した。(中略)
一方、家計の取り分を示す雇用者報酬は同期間に1.9%増加するにとどまった。第1四半期の増加幅(4%)と比べると半減した。企業が利益を上げれば、賃金・成果給・配当金がともに増加し、家計所得が増えるというトリクルダウン効果が現れていないのだ。
❷AIに押された青年…第2四半期の就業者数-21万5000人
「雇用なき成長」も現れている。特に青年(15~29歳)の雇用市場は深刻な水準だとの評価が出ている。国家データ処によると、8月の青年就業者数は前年同期より14万3,000人減少した。❸国内投資率、51年ぶりの最低
半導体を輸出して稼いだ金が国内に流入しない現象も現れている。『韓国銀行』によると、第2四半期の国内総投資率は24.2%を記録し、1975年第3四半期(22%)以来、51年ぶりの低水準となった。この指標は、国が使用できる所得(国民総処分可能所得)のうち、国内投資にどれだけ使用したかを示す。この数値が低下したということは、稼いだ金に比べて投資をあまりしなかったという意味だ。
(後略)⇒参照・引用元:『Chosun Biz』「반도체 낙수효과 안보이는 韓 경제… ‘임금 정체’ ‘청년고용 악화’ ‘국내투자 축소’」
面白いのは記事の結びです。以下に成ります。
『韓国銀行』は、時間が経つにつれてトリクルダウン効果は拡大するとみている。
(後略)
さて、ホントにそうなるでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)





