2023年08月31日、「日本の福島処理水放出」および「尹錫悦(ユン・ソギョル)政権の施政」に抗議し、韓国最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんが無期限断食(ハンスト)に入りました。
一方、韓国ギャロップが毎週行っている世論調査の結果を発表しました(08月第5週目)。
以下が与党『国民の力』と野党『共に民主党』の支持率の推移です。
調査期間は「08月29~31日」なので、李在明(イ・ジェミョン)さんが断食を始めた日も含まれています。
上掲のとおり、『共に民主党』の支持率は前週から5%ポイントも落下して、「27%」となりました。
この27%は、現在の尹錫悦(ユン・ソギョル)政権が成立後で最低の数字です。
李在明(イ・ジェミョン)さんの断食も科学的根拠に基づかないパフォーマンスに過ぎませんし、国民の皆さんもさすがにうんざりしているのではないでしょうか。
↑李在明(イ・ジェミョン)さんが文在寅前大統領の本屋を訪ねたときの写真(2023年05月10日)。
ちなみに、2023年09月01日15時頃、文在寅前大統領から断食中の李在明(イ・ジェミョン)さんに励ましの電話が入ったそうです。
Money1でもご紹介しているとおり、この2人は大変に仲が悪いので、文在寅前大統領が100%応援で電話をかけたのかは不明です。筆者などは、幾分かは揶揄する気持ちがあったのではないかと勘ぐる次第ですが。
韓国メディアの報道によれば、文在寅前大統領は「尹錫悦(ユン・ソギョル)政府の暴走がひどすぎて第1野党代表が絶食するという状況が心配だ。心から応援を送りたくて電話した」と話したとのこと。
これに対して李在明(イ・ジェミョン)さんは「心配をかけて申し訳ない。電話してくれてありがとう。よく耐える。もう他に選択肢がなかった」と答えたそうです。
本当に断食以外、他に選択肢がなかったでしょうか。
李在明(イ・ジェミョン)さんは真性のポピュリストなので、全く支持率が上がらないと見たら断食もやめそうなものです。李在明(イ・ジェミョン)さんがいつ、どのようなきっかけで断食をやめるのか、にご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)