韓国が恐れていたことが起こりました。
2022年01月13日、EUの欧州委員会が韓国『現代重工業』グループの『韓国造船海洋』と『大宇造船海洋』の合併を「認めない」と明らかにしました。
現在、韓国の造船業では、
・『現代重工業』
・『大宇造船海洋』
・『サムスン重工業』
・『大宇造船海洋』
・『サムスン重工業』
の3社がビッグ3と呼ばれていますが、韓国政府および国策銀行である『産業銀行』の絵図では、これを『現代重工業』『サムスン重工業』の2トップにするはずだったのです。
しかし、EUの結合審査「不許可」によって、韓国の造船業界の再編プランは水泡に帰しました。同時に、『大宇造船海洋』の財務状況を改善する方策もパーです。
韓国政府と国策銀行は『大宇造船海洋』を飛ばさないために何か次の手をひねり出さなければなりません。また動きがありましたらご紹介します。
追記
『現代重工業』から本件についてコメントが出ていますので追記します。
「EU公正委が、先に条件なしで承認を下したシンガポールと中国公正委の決定に反する不許可決定を下したことについて、当社は非常に残念に思う」
とのことです。
(吉田ハンチング@dcp)