2022年07月15日(金)のドルウォンが締まりました。07月16日05:59現在、(調整が入ってローソク足の形が変わるかもしれませんが)、現時点でチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
上が大きく削られてほとんど実体部分のないローソク足となりました。
一時「1ドル=1,329.58ウォン」までいったのですが、結局「1ドル=1,317.74ウォン」で締まっています。
キリ番の「1,320ウォン」を超えて終わることができませんでした。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
そもそもが弾幕の厚い日でしたが、最終盤でかなり無茶なローソク足が出現しています。天地が4ウォンもある1分足などで、こういう足が出現すると、リアルタイムで見ていて仰天します。
これで2022年07月の第2週目が締まりましたので、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見てみます。
今週はズンと長い陽線になりました。上は削られていますが、大きくウォン安が進行しました。オーバーシュートと思われますので、調整が入るでしょうが、それにしてもどこまでいくのかという上昇です。
以下が時間軸を引いて見た週足チャートです。
2020年03月のドル枯渇危機のときをはるかに超えてウォン安が進行しています。アメリカ合衆国がドルの流動性を絞っていますので、ウォン安へ進行するのは仕方ありません。
来る07月26・27日の『FOMC』(Federal Open Market Committeeの略:連邦公開市場委員会)で、米韓の金利差が逆転することになりそうですので、すでに市場はそれを織り込んで動いているものと思われます。
次週もお楽しみに。
追記
2022年07月18日(月)の市場が開きました。ドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)