韓国・尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の拘束令状の期限が切れるに当たり、検察庁は、
1.即時起訴
2.釈放
のどちらかを選択しないと、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を拘束し続けられなくなりました。
↑韓国の検察庁。
高位公職者犯罪捜査処が「調査は終わりました。あとはそちらで起訴してください」と検察庁に丸投げして逃げたからです(もっとも大統領を起訴する権限は高位公職者犯罪捜査処にはありません)。
長期休暇に突入したというのに、韓国検察庁はスグに決断しなければならない状況に陥りました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領側は「そもそも高位公職者犯罪捜査処の捜査が違法なのだから(内乱罪の捜査権がない)、即釈放せよ」と主張しています。
さあ検察庁はどうするか?――ですが、2025年01月25日、土曜日だというのに、検察庁は全国の検事長を招集。本件についてに会議を開催しました。
検察の非常戒厳特別捜査本部を指揮しているパク・セヒョンソウル高等検察庁検事長は、
「最終的な決定は総長が下すだろう」
と述べました。
シム・ウジョン検察総長が主宰したこの会議は約2時間45分にわたった――と報じられていますが、
「拘束期間が満了する前に尹大統領を起訴すべき」
「いったん釈放した後で検察が補充捜査を行うべき」
などの意見が交わされ、さまざまな意見が出た――とのこと。
テッペンが回った26日00:58頃、ソウル高等検察庁の庁舎でつめていた記者からの「結論はまだ出ていないのか」という質問に「まだだ」と答えたようです。
――で、「最終的な決定はシム・ウジョン総長が下すだろう」につながります。一任したともいえばポジティブなイメージになりますが、検察総長に丸投げしたと言えないこともありません。
『共に民主党』は、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を拘束してフォトラインでさらせ――が基本方針ですので、拘束したママを望んでいます。
釈放すると、『共に民主党』議員が「検察総長の弾劾訴追案」を国会で可決するかもしれません。もはや、そんな手も国民には見透かされており、実行したところで『共に民主党』の支持率がさらに下がるだけでしょうが。
(吉田ハンチング@dcp)