「ピークコリア」論というのがあります。
韓国はすでに経済成長のピークを過ぎており、下り坂に入っている――という説です。一応「説」とご紹介しておきますが――事実です。
Money1ではもう2年前の上掲記事でご紹介しましたが、2025年になり「韓国が下り坂に入っていること」はより明確になっています。
일본놈들이 1인당 GDP로 역전이나 당하는 와중에도 코리아 피크를 외치면서 ‘韓国は終わった’ 같은 말을 쓰는 이유의 근저에는 한국이 이대로 가면 G9으로 들어오는거 아니냐에 대한 히스테리가 들어 있다. 이러면 유일한 아시아 G7이라는 상징성이 날아가게 되니까.
<<以下和訳>>
日本人が1人当たりGDPで逆転される中、ピークコリアを叫びながら’韓国は終わった’みたいな言葉を使う理由の根底には、韓国がこのまま行けばG9に入るのではないかというヒステリーがある。そうなると唯一のアジアG7という象徴性が失われるからだ。
<<和訳ここまで>>
韓国の皆さんは、なぜか「日本人は韓国に嫉妬している」という思い込みがあって、これは二重に間違っています。
ひとつは「韓国人が思うほど韓国は全然すごい国じゃない」――ということ。
もうひとつは「日本人は韓国についてはほとんど興味がないこと」――です。
韓国の皆さんは、「好き」の反対は「無視」である――という言葉の意味をもう少し考えた方がいいでしょう。
本線に戻ります。ピークコリアは本当です。
なにせ、『韓国銀行』から潜在成長率が年々下がっているというリポートを出しているくらいですので。
『韓国銀行』から出た「BOKイシューノート[第2024-33号]韓国経済の潜在成長率と今後の展望」内にある、あらためて再計算した「潜在成長率」が紫色のラインです。
2001~2005年には「5.0%」あったものが、ずんずん下がって2024~2026年には「2.0%」まで下落すると予測されています。
6割減ですね。
韓国は経済発展のピークはすでに超えて下り坂に入っているのです。人口ボーナスもありません。
それは韓国の識者の多くが認めている――というリポートが出ました。
ピークコリア論に同意する――約67%
2025年01月23日、『全国経済人連合会』が「韓国経済中長期展望と主要リスク調査」というリポートを出しています。
⇒参照・引用元:『全国経済人連合会』「韓国経済中長期展望と主要リスク調査」
このリポートは、韓国内の経済学系教授にアンケート調査した結果をまとめたもので、この中に「ピークコリア」論に同意するかを聞いた結果――があります。
ピークコリア論に対する賛否を尋ねた質問では、回答者の66.7%が「同意する」とした。
その内訳は「ある程度同意する」(52.3%)、「非常に同意する」(14.4%)だった。
一方、「同意しない」と答えた割合は合計31.5%で、その内訳は「あまり同意しない」(29.7%)、「まったく同意しない」(1.8%)となった。
↑「ピークコリア」論に同意する教授の皆さんは、「ある程度同意する:52.3%)」「非常に同意する:14.4%」を足して「計:66.7%」でした。
「ピークコリア」論は約67%の先生方も同意されています。
もう何度だっていいますが、韓国の夏は終わったのです。
(吉田ハンチング@dcp)