韓国経済がドタバタしておりまして、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は頻繁に「緊急会議」を開催しています。これが外国から見ていても「?」らしく、韓国メディア『韓国経済』に面白い記事が出ています。
ハン・サンチュンさんの手に成る「韓国経済を海外の視点から見ると?『株式崩壊論』なし」というタイトルの記事です。
総じて言えば、外国では特に韓国経済について危機的だとは見ていない、という主旨の記事ですが、最後の部分が興味深いので以下に引用してみます。
(前略)
先週、旧知のアメリカ合衆国『ウォールストリートジャーナル』(WSJ)の記者が来る27日に開かれる「非常経済民生会議」に関連して3つの気になる事項を尋ねてきた。一つは、韓国はなぜ危機対策会議を頻繁に行うのか、
もう一つは、危機対策会議をなぜ公開的に行うのか、
そして最後は、今回は確実な危機対策が出るのかということだ。
正直に答えられなかったことを明らかにしておく。
⇒参照・引用元:『韓国経済』「韓国経済の海外視点は?「株式崩壊論」なし「韓国経済を海外の視点から見ると?『株式崩壊論』なし」
この話が本当であれば、『Wall Street Journal』の記者も、韓国政府が緊急経済対策会議を頻繁に開催することに疑問を感じているようです。
最後の「今回は確実な危機対策が出るのか」は、強烈な皮肉でしょう。
実際、企画財政部の「緊急マクロ経済金融会議」などのプレスリリースでも、「関連各部署で緊密に連携と取ってうんぬん」と結ばれていることが多く、正直あまり実のある対策が打ち出されたようには見えません。
その割には頻繁になんとか緊急会議を開催しているので、傍から見ると何をドタバタしているんだろう、となります。
外国からも「大丈夫」と見られているのなら、また自分でも自信があるのなら、どっしり構えていれば良さそうなものなのですが。
(吉田ハンチング@dcp)