2023年04月07日、待っていた「02月の国際収支統計」が『韓国銀行』から公表されました。以下をご覧ください。
2023年02月
貿易収支:-12億9,570万ドル
サービス収支:-20億2,960万ドル
第1次所得収支:31億1,700万ドル
第2次所得収支:-3億1,010万ドル
経常収支(上記4つの合計):-5億1,840万ドル⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」
文在寅政権時代は平気で黒転していた貿易収支が赤字で締まり、第1次所得収支の黒字が前月の半分ほどになったため、結果として経常収支は赤字化しました。
意外だったのは、サービス収支が前月の「-32億6,870万ドル」から「-20億2,960万ドル」へと赤字額が2/3ほどに減ったことです。
2017年01月からの経常収支の推移を見ると以下のようになります。
上掲のとおり、韓国の経常収支は2021年09月の「95.1億ドル」を頂点に右肩下がりを続けており、2023年は「01月:-42.1億ドル」「02月:-5.2億ドル」と、これで2カ月連続の赤字です。
01・02月の累計経常収支赤字額は「-47億3,070万ドル」。
実は、『韓国銀行』は2023年上半期の経常収支を「-44億ドル」で読んでいますので、この2カ月ですでにその予測を超えているのです。
これまでのドボン騒動の経緯からいえば、いよいよ危ない状況となってきたといえます。
(吉田ハンチング@dcp)