2023年04月23日、韓国の関税庁から「2023年04月01~20日の輸出入の現況」のデータが公開されました。
04月の貿易赤字はどこまて進んだでしょうか。以下をご覧ください。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2023年04月01~20日
輸出:323億7,000万ドル(-11.0%)
輸入:365億900万ドル(-11.8%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-41億3,900万ドル2023年01月01~04月20日
輸出:1,839億1,300万ドル(-12.3%)
輸入:2,104億9700万ドル(-4.0%)
貿易収支(輸出 – 輸入):-265億8,400万ドル※( )内は対前年同期比の増減
04月01~20日の貿易収支は「-41億3,900万ドル」。貿易でもうけないと国が傾く韓国ですが、貿易赤字は続いています。
04月01~10日時点で貿易収支は「-34億1,700万ドル」でしたので、04月11~20日間で貿易赤字を「7億2,200万ドル」積んだことになります。
04月中盤の10日間も貿易は赤字でした。
これによって、2023年01月01日から04月20日までの累計の貿易赤字も増加。「265億8,400万ドル」となりました。
2023年はここまで約266億ドルの貿易赤字です。
2022年01月からの貿易収支の推移を見ると以下のようになります。
文在寅大統領の時代ならこの程度の赤字は最後の10日間でひっくり返すのですが、どうも尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は正直にやっているようですので、恐らく04月も貿易収支は赤字で締まるでしょう。
(通関ベースとはいえ)14カ月連続の貿易赤字が達成されるでしょう。
対前年同期比で減少した主力輸出品目は以下になります。
半導体:-39.3%
石油製品:-25.3%
無線通信機器:-25.4%
韓国輸出の屋台骨を支える半導体は相変わらずの絶不調です。また、対貿易相手国別に対前年同期比での増減を見ると、以下のようなります。
アメリカ合衆国:1.4%
EU:13.9%
中国:-26.8%
ベトナム:-30.5%
日本:-18.3%
最重要の対中国輸出は「-26.8%」と駄目ですし、韓国が重要視している対ベトナムのほぼ3割の減少です。
10日で事態がよくなるわけはありませんが、韓国の輸出は悪いばかりです。韓国政府は「どこまで続くぬかるみぞ」――そんな心境でしょう。
(吉田ハンチング@dcp)