2023年04月26日、韓国の半導体産業2Topの一つ、『SKハイニックス』が2023年第1四半期の業績を公示しました。
以下をご覧ください。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2023年第1四半期
総売上:5兆881億1,100万ウォン(-58.1%)
営業利益:-3兆4,023億200万ウォン(赤字転落)
当期純利益:-2兆5,854億9,100万ウォン(赤字転落)※( )内は対前年同期比の増減
予定どおり2023年第1四半期は赤字。2022年第4四半期に続き2四半期連続の赤字となりました。
まず、総売上が対前年同期比で「58.1%」も減少しています。いかに半導体が売れなかったのか(また価格が下落したのか)の証明です。
「2022年第4四半期:約-1.9兆ウォン」だったので、赤字幅は「約1.6兆ウォン」も拡大しました。
先にご紹介したとおり、2Topの片割れ、『サムスン電子』は「営業利益:0.6兆ウォン」とかろうじて黒字にしましたが、『SKハイニックス』は半導体一本なので黒字化できませんでした。
問題は「回復するか?」です。
韓国では下半期には「回復するだとう」と予測しているのですが、こればかりは実際になってみないと分かりません。
例えば『KIWOOM(キウム)証券』は、第1四半期、第2四半期は3兆ウォンを超える営業赤字で、下半期には回復するが、それでも2023年通期では「-11兆ウォン」と読んでいます。
※ちなみに『キウム証券』の予測では「2023年第1四半期:-3兆2,000億ウォン」だったので、結果ほとんど当たったことになります。
半導体産業がもうからないと韓国経済は立ち行きませんので、政府としてもなんとか早く回復してもらいところです。
(吉田ハンチング@dcp)