韓国最大野党『共に民主党』の支持率が下落しています。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領「いわゆる徴用工」問題の解決法を公表して以降、お得意の「尹錫悦は親日」という批判を展開。尹政権の支持率を下げ、自党の支持率拡大に励んできたのですが……。
その結果は思わしくありません。尹政権の支持率はじわじわ上昇し、『共に民主党』の支持率は下落しているのです。
↑青の線が『共に民主党』の支持率ですが「32%」まで下落。与党『国民の力』は赤い線。「35%」で『共に民主党』をまくっています
国民の『共に民主党』を見る目が厳しくなったのです。その理由の一つが「金袋」(現金封筒)疑惑。
この「金袋」疑惑というのは、李在明(イ・ジェミョン)さんの前の党代表である宋永吉(ソン・ヨンギル)さんが、2021年05月の党大会の際に「実弾」をまいた――というものです。
韓国検察は、宋さんの陣営に加わっていた同党の議員らが総額9,400万ウォンをばらまき、宋さん自身も共謀したとして捜査中です。
この金額が傑作で、1人当たり「50万ウォン」になったものと目されているのです。
50万ウォンといえば、ざっくり10分の1で計算すると、たったの「5万円」です。
宋永吉(ソン・ヨンギル)さんは実弾の効果もあってか党代表に当選しました。しかし韓国では国会議員の票がたったの5万円で買えることを証明もしたわけです。
金額の多寡ではなく「倫理」の問題であることは当然ですが、それにしても「安っ!」と呆れる金額です。
韓国左派・進歩系の議員、『共に民主党』議員にはお金とセクハラ疑惑が尽きません。セクハラ問題では、党除名となった朴完柱(パク・ワンジュ)議員、自死に至った朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、まさに疑惑の総合商社というべき李在明(イ・ジェミョン)党代表、今回の宋永吉(ソン・ヨンギル)前代表など、「権力は必ず腐敗する」を地で行く人ばかりです。
韓国左派・進歩系の堕落ぶりはいったいなんなのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)