2021年01月19日、ドタバタになっているアメリカ合衆国財務省から「合衆国公債の主要保有国とその金額」のデータが出ました。
以下です。
これによると、韓国は2020年11月末に「1,228億ドル」で前月末から「37億ドル」増やしています。
これを『韓国銀行』が公表した2020年11月の韓国の外貨準備と付き合わせてみます。
上掲は『韓国銀行』の公表データです。
⇒Securities 3,946億ドル(約41兆2,475億円)
(証券類)
前月比:110億ドル増加
(証券類)
前月比:110億ドル増加
この月、Securities(証券類)は110億ドルも増加しています。うち37億ドルは合衆国公債ですが、残りの73億ドルは謎の証券類だったわけです。
韓国の外貨準備のSecurities(証券類)3,964億ドルのうち1,228億ドルが合衆国公債なわけですが、合衆国公債の割合は「31.1%」。2018年10月に「29.6%」と30%を割ったりしましたが、この割合はほとんど変化しません。
Securities(証券類)の3割は合衆国公債というルールがあるかのようです。
というわけで、2020年11月時点で韓国の外貨準備Securities(証券類)のうち「2,718億ドル」は正体不明の証券類です。
(吉田ハンチング@dcp)