日本でも見たいという好事家がいるかもしれない、映画『文在寅です』。
集客が悪いので、無料チケット、割引チケットが配布されていることを先にご紹介しましたが、状況はさらに悪化しています。
韓国メディア『朝鮮日報』が調べたところ、『CGV』、『メガボックス』、『ロッテシネマ』の映画館3社が配布した無料券などの使用状況がよろしくありません。
以下をご覧ください。
『CGV』
先着順1万ウォン割引クーポン:1万260枚発行
使用数:1,862枚
使用率:18.1%先着順無料クーポン:2,058枚発行
使用数:0
使用率:0%『メガボックス』
8,000ウォン割引クーポン:7,544枚発行
使用数:4,388枚
使用率:58.2%4,000ウォン割引クーポン:3,000枚発行
使用数:541枚
使用率:18.0%『ロッテシネマ』
2,000ウォン割引クーポン:6,500枚発行
使用数:2,013枚
使用率:30.1%4,000ウォン割引クーポン:1,500枚発行
使用数:193枚
使用率:12.9%
『CGV』が配布した無料チケットは「0%」とひどいことになっています。無料でも行きたくないのです。
『朝鮮日報』の集計によると「無料および割引クーポンは合計3万862枚を配布したものの、19日まで使用されたクーポンは8,977枚」となりました。
2万1,885枚(70.9%)が無駄な配布に終わったのです。
ちなみに、政治の師匠であり弁護士パートナーだった盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領を主人公にしたドキュメンタリー映画『盧武鉉(ノ・ムヒョン)です』は、最初の4日間だけで59万6691人を動員しましたが、『文在寅です』は05月10日公開、22日時点で10万6,171人動員です。
もっとも、『盧武鉉です』は総動員数185万人の大ヒットとなった作品なので、比べるのは酷かもしれませんが。
この先、文在寅前大統領が収監されたり、裁判にかけられたりした際にリバイバル上映すれば、集客力はアップするかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)