10月08日、サムスン電子は2019年07-09月「第3四半期」の業績予測を公表しました。それによれば中央値で、
・売上:約62兆ウォン(約5兆5,800兆円)
・営業利益:約7.7兆ウォン(約6,930億円)
とのこと。
⇒データ出典:『SAMSUNG』「Samsung Electronics Announces Earnings Guidance for 3Q 2019」
https://news.samsung.com/global/samsung-electronics-announces-earnings-guidance-for-3q-2019
前年同期比で営業利益が約56.2%減っています。
先にMoney1でご紹介したとおり、第1四半期、第2四半期、連結の結果は以下のとおりでした。
①2019年01-03月期:営業利益 6兆2,332億8,200万ウォン
⇒前年同期比:約60.2%減
②2019年04-06月期:営業利益 6兆5,970億6,500万ウォン
⇒前年同期比:約55.6%減
2019年01-06月連結:営業利益 12兆8,303億4,700万ウォン
⇒前年同期比:約58.0%減
営業利益が56%も減るのはいいことではありませんが、今回の発表を株式市場は良く受け止めたようです。以下のように10月08日のサムスン電子の株価は2.41%上がっています(チャートは『Bloomberg』より引用)。
これは公表された数字がアナリストの予測よりも良かったからです。しかし、韓国経済の屋台骨を支えているサムスン電子の営業利益が減るのは、韓国としては全くいただけません。韓国経済は悪くなっているのですから。
⇒①データ出典:『Samsung Electronics Co., Ltd.』公式サイト「第1四半期決算報告書」
https://images.samsung.com/is/content/samsung/p5/global/ir/docs/2019_con_quarter01_all.pdf
⇒②データ出典:同公式サイト「第2四半期決算報告書」
https://images.samsung.com/is/content/samsung/p5/global/ir/docs/2019_con_quarter02_all.pdf
(柏ケミカル@dcp)