2023年07月20日、『韓国銀行』が「2022年の国家の貸借対照表」を公開しました(以下は英語版プレスリリース)。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「Korean National Balance Sheet for 2022 (preliminary)」
長くなりますのでデータの中身については別記事にいたしますが、今回公表されたデータについて『韓国経済』が面白い記事を出しています。
「韓国世帯当たり純資産は5.2億…『日本より少ない』」というタイトルです。
何を言っているかというと、世帯当たりに換算した国富(純資産)が日本より少ないと嫉んでいるのです。
『韓国経済』の記事から最後の部分だけ引用すると、以下のような具合です。
(前略)
韓国の世帯当たり純資産は5億2,071万ウォンで前年5億4,301万ウォンに比べて4.1%減った。これを昨年の市場為替レート(1ドル当たり1,291ウォン)に換算すれば40万3,000ドルだ。
合衆国(111万1,000ドル)とオーストラリア(99万9,000ドル)の半分にも達せず、カナダ(71万4,000ドル)、イギリス(61万5,000ドル)、フランス(55万7,000ドル)、日本(49万2,000ドル)よりも少ない。
スイスの投資銀行であるクレジットスイスの分析によると、韓国の家計部門の国民純資産規模は2021年基準で世界11位水準だった。
そもそも、なぜ日本よりも多いつもりだったのがよく分かりませんが、日本よりも少ないので落胆しているご様子です。やはり、G8などと名乗るのは時期尚早なのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)