2023年08月24日13時ごろ、日本の福島処理水の海洋放出が始まりました。
これに対して、韓国ではドタバタ劇が起こっています。
早速「ろうそく集会」。雨のためカルト教団集会の様相に
↑韓国最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首は率先して科学的ではない怪談話を流布しています(この写真は22日のもの)。
23日には『共に民主党』は国会前でろうそく集会を行いました。
↑雨模様だったため皆さん雨合羽を着用。フードにろうそくという出で立ちで、なにやら「怪しいカルト集団の集会」といった雰囲気。
上掲の写真のように、ろうそく集会の中央にはもちろん李在明(イ・ジェミョン)党首が陣取っています。
先にご紹介したとおり、22日の『共に民主党』最高委員会議で李在明(イ・ジェミョン)さんは「核汚染水(原文ママ)の放出は第2の太平洋戦争として記録されるだろう」などと述べました。
同党のパク・グァンオン院内代表は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は国民に向けた記者会見を通じて、国民に(汚染水の放出に関する)明確な立場と計画を報告すべきだ」と述べた。
この「第2太平洋戦争」発言については、『共に民主党』党内でも(ある重鎮議員から)「宣伝の面からしても少し行き過ぎたところがある。国民の命と直結している問題であるだけに、もう少し緻密に追求して批判してほしい」と注文がついた、とのこと(韓国メディアの報道による)。
こんな批判が出ようが、李在明(イ・ジェミョン)さんが口を慎むなどということは考えられません。真性のポピュリストであり、勢いで口からでまかせばかり言う人ですので。
日本大使館に侵入しようとした大学生16人が逮捕
放出開始の本日、24日には、『共に民主党』議員がソウル鍾路区の駐韓日本大使館に押しかけて「決議文」を渡そうとするという一幕がありました。
↑決議文を日本大使館に渡そうとして詰めかけた『共に民主党』議員とその支持者。
雨の中をご苦労なことですが、議員の皆さんの決議文を渡しは、警察に阻止されました。
韓国メディア『朝鮮日報』の報道によれば「決議文の手紙を公式に受け取るはずだった日本大使館は、立場を変えて決議文の受け取りを拒否し、建物の出入口に手紙を置いて行こうとした議員たちを警察が阻止した。現場で警察は拡声器でウィーン条約22条に基づくと述べ、議員の移動を制限した」とのこと。
韓国警察も仕事をしたようです。
また、韓国メディア『毎日経済』によると「韓国警察は日本大使館に侵入しようとした大学生を16人逮捕した」とのこと。韓国がすごいのは、いまだに左巻き活動家な大学生がいることです。
尹政権は華麗にスルー
尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は、野党や左派・進歩系の輩の挑発には乗らず、スルーを決め込んでいます。
↑放出が始まった24日、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理(首相に相当)が国民向けに「福島汚染水(原文ママ)放流関連国民談話」を発表。
24日に談話を発表した韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は「今重要なのは、日本が国際社会に約束したとおり、徹底的に科学的基準を守り、透明性ある情報を提供するかどうかだ」と述べました。
これには日本人も同意するでしょう。もし日本政府や『東京電力』がポカをやったら、真っ先に日本人に被害が出るからです。
また、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は「韓国政府は本日、日本政府に対して今後30年余り続く放流過程でも透明性を保ち、責任感ある情報を公開することを期待し、また促す」とし「汚染水放流が全くなかったら一番良かったが、今の状況で国民の皆さんが過度に心配する必要はないというのが、世界中の専門家の共通の意見だ」と強調しました。
当然、野党『共に民主党』や左派・進歩系の「とにかく反政府・反日」な輩は、この韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理の談話にも難癖をつけています。
「なぜ尹大統領が説明しない」「政府は親日だ」うんぬんです。韓国では「親日」は売国奴や裏切り者を意味する罵倒語ですから、左派・進歩系の輩は、最大限の侮蔑語を政権に投げつけていることになります。
韓国の皆さんはすぐに「韓国は被害者」みたいな物言いをしますが、日本国民が第一に地震・津波・放射線の被害者であることを忘れないようにすべきです。
――というわけで、韓国の左派・進歩系の政治勢力は、非科学的な話を自分で流布して、その始末もつけられず、もはや踊るしかない――という世にもあほらしい事態に陥っています。
(吉田ハンチング@dcp)