2023年12月が終わろうとしていますが、韓国はいよいよ本格的に政治の季節に突入です。
韓東勳(ハン・ドンフン)さんが法務部長官を辞して、政争の渦中に飛び込むことを決断しました。これで保守寄り『国民の力』の人気がどれほど高まるのかは分かりませんが、「一方そのころ」……です。
国会で過半数を占めている『共に民主党』の党首・疑惑の総合商社である李在明(イ・ジェミョン)さんはポピュリズム政治家の本領を発揮していました。
2023年12月21日午後、李在明(イ・ジェミョン)議員はソウル市の永登浦区立「大森老人ホーム」で高齢者の皆さんと一緒に昼食をとるというパフォーマンスを披露。
昼食後、李在明(イ・ジェミョン)さんは「老人ホームの高齢者に週5日昼食を提供する」という政策についての懇談会を開催。この「老人ホーム昼食政策」を総選挙の公約として推進すると表明しました。
李在明(イ・ジェミョン)さんは以下のよう述べています。
「OECD(経済協力開発機構)各国の中で高齢者の貧困率が最も高い国という恥ずかしい統計がかなり長く続いている」
「実際、韓国の国力と経済レベルがその問題を解決できないほど不足しているわけではない。結局、国家の意志に関する問題だ」
「誰でも高齢者になるもので、今の高齢者世代は若い頃、韓国の産業化を導いた功績が大きい世代」
「貧困が問題で、極端な選択が最も多い国という汚名を被っているが、決してそのようなことが起こらないように基本的な生活を保障する国にならなければならない」
よくやるよ――というのが李在明(イ・ジェミョン)さんのパフォーマンスを見た人の正直な意見ではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)