韓国は「ラーメンと海苔とK-POP」になってきました。
2024年01月07日、韓国の海洋水産部が「韓国の水産食品輸出が2年連続で30億ドル超えた」というプレスリリースを出しました。
主な輸出産品を見ると、以下のようになります。
海苔:7億9,100万ドル(+22.2%)
マグロ:5億6,000万ドル
カキ:8,600万ドル
日本語メディアでも話題になっているとおり、海苔の輸出は特に増加しており、対前年比で「+22.2%」。カキは「+8.0%」と好調です。
本件を受けて韓国メディアではまたぞろ「黒い半導体」が登場しています。例えば『朝鮮日報』は、以下のように書いています。
(前略)
「黒い半導体」と呼ばれる金輸出額が7億9,000万ドル(約1兆300億ウォン)で史上最大値を記録した。国内水産食品輸出額は2年連続で30億ドル(約3兆9,000億ウォン)を超えた。
(後略)
「『黒い半導体』と呼ばれる」じゃありません。そんなおかしな呼称を使っているのは韓国メディアだけです。それは「海苔」だからです。また、2年連続で30億ドルを超えた、と書いていますが――、
2022年:31.50億ドル
2023年:30.04億ドル
――と、実は対前年比で「約1.5億ドル」減少しているのです。
韓国は中国と似ており、「これはいけるぞ」と思うとスグに参入者が増え、市場をレッドオーシャンにしてしまいます。そもそも水産資源は乱獲に走ると減少します。
これから先も、水産物が安定的に輸出できるのかは、水産資源の保護にどれだけ注力するかにかかっていると思われます。誠に残念なことに、韓国はこれが得意な国ではありません。
「2024年も30億ドルの輸出を維持できるか」に要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)