2024年01月09日、韓国の『サムスン電子』が2023年第4四半期の業績(暫定版)を公表しました。ただし、事業部ごとの結果など詳細はまだ不明です。そのため、あまり面白くはありません。
以下をご覧ください。
2023年第4四半期
総売上:67.00兆ウォン(-4.91%)
営業利益:2.80兆ウォン(-35.03%)
当期純利益:-2023年累計
総売上:258.16兆ウォン(-14.58%)
営業利益:6.54兆ウォン(-84.92%)
当期純利益:-※( )内は対前年同期比の増減/当期純利益についての公表はまだなし
⇒『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト
第4四半期単体で見ると、対前年同期比で総売上は約-5%、営業利益は約-35%という結果です。
半導体が回復しつつある――という話はありますが、単品ではまだ恐らく赤字と推測されています。営業利益が黒字になっているのは、半導体以外の事業部門の頑張りによるものでしょう。これが半導体一本の『SKハイニックス』との違いです。
2023年累計では、対前年同期比で総売上は約-15%、営業利益は約-85%という結果です。
第3四半期時点で「営業利益:約-90%」でしたから、よく5%も戻せたものです。
詳細な中身は01月31日に行われる「企業説明会」で開示されますので、またそのときに記事を上げます。
(柏ケミカル@dcp)