2024年03月15日、総選挙(04月10日投開票)まで26日となりましたが、同日、韓国最大野党『共に民主党』は、「過半数を超え153議席を確保した」と公表しました。
地域区の130~140議席に、比例区による13議席を加えたものです。
この比例区の票は『共に民主党』の衛星政党である『共に民主連合』などの獲得予測議席数を加えて算出したとしています。
04日(月)~の週末までは、地域区で「120議席程度」としていたのですが、党への支持率が上昇したことで「10~20議席上積みできた」と判断した模様です。
それにしても、このような「過半数確保宣言」は異例のことです。
李在明(イ・ジェミョン)派の権限把握、また非李在明(イ・ジェミョン)派に公約を出さないこと――によって、国民からの支持が下がった状況を「優勢を公表すること」で糊塗しようという意図があるものと見られます。
『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)党首は、「尹錫悦(ユン・ソギョル)政権を終わらせるべき」――という線で支持を獲得しようとしています。
このように優勢を公表することで「党に対する反発が高まるのではないか」という指摘もあるのですが。
(吉田ハンチング@dcp)