韓国らしい争いが起こっています。
『現代自動車』グループとソウル市が揉めているのです。
2024年05月20日、ソウル市江南区三成洞に建設する「グローバルビジネスコンプレックス(GBC)」の完成予想図を公表しました。それが以下です。
もともとは『韓国電力公社』の敷地ですが、ここに高さ242mの55階建てタワーを2棟、低層部4棟で構成する複合施設を造ります。
『現代自動車』はUAM(都心航空交通)にも注力していますが、その離発着ベースとしても利用されるとのことで、水素自動車への対応も考慮するようです。
なかなか面白い複合施設になりそうなのですが、ソウル市と揉めています。
Money1でもご紹介したことがありますが、コレ、もともとは105階建てのビルを建てる計画だったのです。それが、2024年02月に「高さを半分にして2つ建てます」と計画変更を発表しました。
これにソウル市が反発。「105階建てのランドマークを造るっていうから規制を緩和してやったのに、半分てなんだよ。建設認可をもう一回取り直せ」と怒っています。
許認可権を有する役所というのはうるさいものですが、ソウル市は特に難物でド偉そうです。
メンツを潰されたからもあるでしょう、ソウル市は「設計が変わったなら認可を再度得るのがスジ」としています。
この再開発問題、どうなるかにご注目ください。韓国ですので、市側の要職者に賄賂を渡せばどうにでもなるはずですが。
(吉田ハンチング@dcp)