2024年06月03日、韓国の第22代大統領室が「石油が出るという情報があるので試掘を始めます」と公表しました。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領自身が説明に立ち「慶尚北道浦項市の沖合に石油・天然ガスが埋蔵されている可能性が『非常に高い』ことを示す物理探査の結果がある」――としました。
「ここ掘れワンワン」どこなのか?
日本の領海じゃあるまいな――なのですが、どこを掘るのかというと、以下のように発表しています。
(見込みどおりであれば)尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は「1990年代後半に発見された東海ガス田の300倍を超える規模であり、埋蔵量は最大140億バレルに相当する。韓国全体が使える量としては天然ガスが最大29年分、石油は最大で4年以上の消費量を賄える」と述べています。
『JOGMEC』(エネルギー・金属鉱物資源機構)さんに取材したことがありますが、鉱山というのは成立するかどうかは「正直、掘ってみにゃ分からん」そうです。
また、これから見つけるにしても「見つかり尽くしている」のが現状。ですから、実際に試掘して出るかどうか試すのはよい試みです。「掘ってみにゃ分からん」わけですから。
ただ、すでに出たような気持ちでいるのはやめた方がいいです。ダメだったときのショックも大きくなりますので。当たるも八卦、当たらぬも八卦。
まあお手並み拝見というところです。
(吉田ハンチング@dcp)