中国一番の商都といわれる「上海」が不景気の極みに陥っています。
YouTubeなど動画サイトでも、実際に現地を歩き繁華街がいかに閑散としているのかについてリポートしているものが幾つも上がっています。
↑西門広場は一等地中の一等地で、上海訪問した際にここにあった伊勢丹に行ったという方も少なくないでしょう。
2024年07月23日、上海のランドマーク的な南京西路西門広場(ウエストゲートパーク)にある梅龍鎮モールが「2024年08月01日に閉鎖する」と公表しました。
↑上海市民におなじみだった『ISETAN』は24年間の契約を満了し、2024年06月に撤退しています。
『伊勢丹』の撤退からわずか1カ月満たずで、モール自体が閉鎖となります。不景気で新たな業者が入らなかったと見られます。
興味深いのは、ここにアメリカ合衆国総領事館が入っているのですが、それ以外のファシリティーは全て閉鎖となる――という点です。
総領事館に務めている皆さんは、ガラーンとした(かつては華やかだった)建物の中で仕事をすることになるのでしょうか。他人事ながらお気の毒です。
このような上海を代表するようなランドマークモールが閉鎖となるのです。中国の不景気は非常に深刻と見なければなりません。
(吉田ハンチング@dcp)