韓国“豊かさ・購買力”が縮小。「2024年2Q」GDP-0.2%、GNI-1.4%とマイ転。

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2024年09月05日、『韓国銀行』が「2024年第2四半期 実質国内総所得(暫定値)」を公表しました。マイナスに転落です。

件名:2024年第2四半期 国民所得(暫定)

●2024年第2四半期 実質国内総生産(GDP)は前期比0.2%減少
(前年同期比2.3%増加)
― 名目国内総生産は前期比1.0%増加

●実質国民総所得(GNI)は前期比1.4%減少
(前年同期比3.4%増加)
― 名目国民総所得は前期比0.9%増加

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2024年第2四半期国民所得(暫定)」

GDP成長率は「-0.2%」、GNIは「-1.4%」です。

今回の暫定版ですが、GDP成長率の方は、07月25日に『韓国銀行』が公表した「速報値」と変わりません。また、これは予測されていたことなので、それほど驚きではありません。

GNIもマイナス予想でしたが、下げ幅がここまで大きくなったのは驚きです。減少幅は、2021年第3四半期(-1.6%)以来2年9カ月ぶりで最大です

ただし2017年第4四半期に記録した「-1.4%」があります。

コロナ禍以来で数字が悪いわけです。

GNIは、GDPに(海外との取引の)所得収支を足し込んだものです。簡単にいえば、「韓国人のもうけ」を示す数字といえます。金額でいうと「2024年第2四半期:559兆5,000億ウォン/対前期比:-1.4%」です。、

GNIは、GDPでは捉えきれない国民の総所得を表す数字です。例えば、GDPが成長しても、海外への利子や配当の支払いが増えれば、その分国民の所得は減ります。逆に、海外からの受け取りが多ければ国民の所得が増加します。したがって、GNIは、国民が実際に手にする所得や購買力をより正確に反映します。

今回のGNIを見ると、韓国の豊かさと購買力は(対前期比で)縮小したと見ることができます。何度も繰り返しますが、韓国は不景気なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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