韓国政治の最も駄目なところ「政治を道徳化するな」

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韓国メディア『朝鮮日報』が――、

トランプ政権1期目にホワイトハウス局長を務め、トランプ当選者と親密な関係にあるマーセデス・シュラップACU議長が、07日(2025年01月07日)に韓国の弾劾政局に言及した

――という記事を出しています。

このMercedes Schlapp(マーセデス・シュラップ)さんは、アメリカ合衆国の政治家、コメンテーター、保守派活動家です。彼女は夫のと共に、合衆国の保守派運動の主要なリーダーの1人です。

「保守のスーパーボウル」を主催する団体のTop

マーセデスさんの夫、Matt Schlapp(マット・シュラップ)さんは、アメリカの政治家、ロビイスト、保守派活動家であり、特に『ACU』(American Conservative Unionの略:米国保守主義連合)の議長として知られています。

『ACU』は毎年開催される保守派最大のイベント「CPAC」(Conservative Political Action Conferenceの略:保守政治行動会議)」を主催しており、シュラップさんはその中心的な存在。

この「CPAC」は時に「保守のスーパーボウル」と呼ばれる重要なイベントです。2024年02月には、トランプさんが約90分にも及ぶ講演を行い、聴衆から熱狂的な支持を集めました。

韓国政治が最も駄目な点は……

『朝鮮日報』の同記事では、合衆国の識者が現在の韓国の政局をどう見ているのかについて書かれています。その部分はぜひ元原稿を見てください。

記事の最後の部分が注目なのです。韓国のどこが駄目なのか――について述べています。

『朝鮮日報』の記事から以下に引きます。

マット・シュラップは2019年に訪韓した際、本紙のインタビューで、当時朴槿恵(パク・クネ)元大統領の弾劾後に四分五裂していた韓国の保守陣営に向けて次のように語った。

『同じ陣営であれば、当然こう考えるべきだ』と政治を道徳化する瞬間、連帯(coalition)は絶対に成立しない

「もし『保守』という部屋の中に皆がいるならば、その部屋にどの扉から入ってきたのかは重要ではない」

――と。

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「[단독] 트럼프와 막역한 보수 인사 “한국 탄핵정국, 지정학 구도 다 바뀐다”」

「同じ陣営であれば、当然こう考えるべきだ」と政治を道徳化する瞬間、連帯(coalition)は絶対に成立しない――というシュラップさんの言葉は、何度もご紹介している――

「政治には正誤は存在するが、善悪は存在しない。現実の要求より道徳が上位にたつことなど、あってはならない」

――という御大の言葉と同義です。

韓国が最も駄目な点は「政治的でないものなど何もない」という国であるくせに、そのくせ政治が「善悪を判断する基準」となっていることです。

シュラップさんの言う「政治を道徳化したら、その瞬間に連帯など存在しなくなる」は、まさにそのことを言っています。

政治には道徳は含まれません。あくまでも現実世界の用を満たす便法に過ぎません。ですから、声高に善悪をまくしたてる政治家を信用してはいけません。

そのような政治家はカルト宗教家です。韓国の議員というのは、カルト宗教家の群れみたいなものなのです。

「オレの正義」を振りかざすカルト宗教家ばかりだからこそ、韓国の政治は四分五裂し、妥協することができないのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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