2025年06月03日、第21代韓国大統領選挙において、『共に民主党』統一候補の李在明(イ・ジェミョン)さんが当選。保守寄りの『国民の力』統一候補である金文洙(キム・ムンス)さんは敗れました。
↑解散式の壇上で敗北したことについて土下座するッ金文洙(キム・ムンス)さん。会場からは「やめてくれ」という声が飛びました。
06月04日、金文洙(キム・ムンス)キャンプの解散式があったのですが、金文洙(キム・ムンス)さんは敗北したことに大して、壇上で土下座しました。
大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは、国会で自分に都合のよい法案を次々に可決させ、独裁政権の基盤を固めています。
この解散式で金文洙(キム・ムンス)さんが述べたことは「闘士」にふさわしいものでした。
『国民の力』の権成東(クォン·ソンドン)さんなど選挙を主導した皆さんが大統領選挙に敗北したことによって求心力を失い、次の党代表は誰になるのか?が議論になりました。
金文洙(キム・ムンス)さんは「そんなことをやってる場合か!」と一喝したのです。
「今はポスト争いをしている場合ではない」
「与党が『内乱特別検察法』などを通過させた以上、『国民の力』も内乱勢力と規定されるだろう」
「当分の間、党が解体の危機に瀕しているのに、いま座って『誰が党代表をやるか』で争っていていいのか」
金文洙(キム・ムンス)さんの「『国民の力』も内乱勢力と規定されるだろう」という発言は正鵠を射ています。李在明(イ・ジェミョン)さんは、口では「統合を進める」などと言っていますが、これは「保守寄り勢力を一掃して、自分の考えに同調する人を結集する」という意味であって、『国民の力』など保守寄り勢力が吊るされることに変わりありません。
また、金文洙(キム・ムンス)さんは以下のようにも述べました。
「選挙に敗れたのは、敗れたのであって、不正選挙というスローガンをどれほど叫んでも不正になるわけではない」
「やるのであれば証拠を持って語るべきだ」
Money1でもご紹介してきたとおり、韓国では不正選挙についての疑惑が絶えません。
『合衆国選挙監視団』が述べたとおり、韓国の選挙は透明性が確保されているとはいえず「北朝鮮やベネズエラと比較してマシなレベル」なのです。
金文洙(キム・ムンス)さんは「不正選挙と非難するだけでは埒が明かない」「きちんとした証拠を提示するべきだ」と言っています。注目すべきは不正選挙がなかった――とは言っていない点です。
↑YouTube「韓日コミュニケーションブリッジ」アカウントの動画。
2025年06月07日(土)、尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領のマンション前で「尹アゲイン!」の集会が開かれました。
↑定期的に通っている病院に向かう途中だった、というのがいかにも金文洙(キム・ムンス)さんぽい話です。
この集会に金文洙(キム・ムンス)さんがバスで通りかかったことが目撃されています。車外の「ユン・アゲイン」と書かれたプラカードを振る集会参加者に向かって、ピースサインであいさつをした――とのこと。
(吉田ハンチング@dcp)