韓国大統領選挙で敗北した『国民の力』ですが、大統領・国会・司法・マスコミを左派・進歩系アンポンタンに押さえられているので、できることはほぼ何もありません。
それでも抵抗しないと「吊るされる」ばかりです。
先記事でご紹介したとおり、国務総理(首相に相当)は金民錫(キム・ミンソク)さんが内定しており、この人は学生運動上がりの前科3犯。
大統領が前科4犯で首相が前科3犯という凄い国になりそうです。
さらに面白い情報が出ておりまして――行政安全部長官になんと金慶洙(キム・ギョンス)さんを起用するかも……というのです。
金慶洙(キム・ギョンス)さんも活動圏上がりの前科者です。
元慶尚南道知事ですが、先に少しだけご紹介した「ネットによる世論操作」(いわゆる「ドゥルキング(Druking)事件」)を後ろで操っていたと目され、有罪判決を受けた人物です。
1967年12月01日、慶尚南道巨城郡生まれ
真州の『東明高校』を卒業後、『ソウル大学』人類学科に進学。学生運動に参加し、在学中に3度逮捕される。
1994年
国会議員の政策補佐官としてキャリアをスタートさせる。
盧武鉉政権時代
青瓦台(大統領府)で統計担当秘書官、演説企画秘書官、報道担当秘書官を歴任。「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の最後の秘書官」を務めた。
2021年07月
大法院(最高裁判所に相当)、懲役2年の判決を確定。選挙違反の一部については無罪に。
2024年
実刑を服していたが、大統領特赦(特別赦免・復権手続き)により政治復帰。2025年02月に『共に民主党』に復党。
また前科者かよ――という話ですが、『国民の力』の安哲秀(アン・チョルス)さんが、2025年06月08日、Facebookに面白い李在明(イ・ジェミョン)政権批判を行いました。
以下です。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。「前科者と無能者の再利用共和国、これが李在明(イ・ジェミョン)大統領が言う『真の大韓民国』なのか」
「ドゥルキング世論操作事件の中心人物であり、実刑判決を受け服役して出所したキム元知事が行政安全部長官として有力に取り沙汰されている」
「この政権の人事は統合ではなく分裂、刷新ではなく退行に向かっている。今からでもすべての人事を原点から見直すべきだ」
「全国の地方自治体、警察、消防を管轄する中枢部門の長官に世論操作事件の中心人物を指名するという発想自体が、国民の常識と憲政秩序に対する重大な挑戦だ」
「2017年大統領選で討論のせいで文在寅前大統領と私の支持率が逆転したと誤解している人が多いが、実際には先にドゥルキングによって世論が操作されて私の支持率が落ち、それを後に討論で指摘したが、大規模な詐欺行為を防ぐことはできなかったのだ」
「当時の世論調査と討論の開始時点を確認すれば、誰でも簡単に分かる。こうした行為を主導した金慶洙(キム・ギョンス)元知事が国政の中枢を担う可能性があるという知らせに、怒りを越えて深い屈辱感を覚える」
「これは、世論操作と扇動が政権運営の正当な手段となり得るという誤ったメッセージを与えるものであり、自由民主主義の根幹を脅かす試みだ」
「問題は金慶洙(キム・ギョンス)元知事だけではない。
金民錫(キム・ミンソク)国務総理候補者、カン・フンシク大統領秘書室長内定者など、李在明(イ・ジェミョン)政権が前面に押し出している人事は、過去に政策失敗の責任を負う者か、現代社会や国際情勢がどうなっているかを把握していない者たちだ」
「刑事処罰の前科を持つ人物も多い。
果たしてこの政権が国民を真に尊重しているのならば、国民が認めず尊敬できない人物をどうして重職に任命できるのか」
「特にこの大統領は、口では『韓米同盟の強化』を叫びながら、実際には内閣を反米・親北と分類される人物で固めている」
「このような内閣で本当に韓米同盟を強化できるのか。
アメリカ合衆国がその事実を知らないはずがない」
「大統領になってからも言葉と行動の不一致は変わらなかった。
立法府と行政府を掌握したこの大統領にとって人事聴聞会は形式的手続きにすぎず、抑制と検証の機能はすでに無力化されている」
「人事とはすなわち国民へのメッセージであり、政策であり、政権の哲学を反映する顔だ」
「このような人事で大韓民国が危機を克服し再び発展できるのか。人事を通じて示される『真の大韓民国』の素顔は、まさにここに現れている。
このままでは『真の危機の大韓民国』になるだろう」
安哲秀(アン・チョルス)さんの魂の叫びみたいな投稿ですが、「前科者と無能者の再利用共和国、これが李在明(イ・ジェミョン)大統領が言う『本当の大韓民国』なのか」はいい得て妙です。
(吉田ハンチング@dcp)