韓国といえば「チキン or ダイ」な国で、どんな職業に就こうが最後はチキン屋になっちゃうよ――というフローチャートがあります。
韓国は自営業者の割合が高い国ですが、自営業者が食べていくのが大変な国でもあります。
2024年の個人・法人廃業届出事業者は「100万8,282」となりました。統計を取り始めて以来、初めて100万件を突破しました。
個人の廃業者数は92万5,000人で、コロナ禍に見舞われた年より11.7%も増加しました。人数にすると9万7,000人の増加です。
もうひとつ、注目しなければならない数字があります。
年間売上高5,000万ウォン以下の零細自営業者の割合です。
2019年:28.1%
2024年:37.8%
――と、約10%も増加しています。一方で、年間売上高2億5,000万ウォン以上を上げる自営業者は、
2019年:25.2%
2024年:18.4%
――と減少しました。つまり自営業者はより儲からなく、より成功するのが難しくなっているのです。だからこそ、廃業申請する人が増加しているのです。
(吉田ハンチング@dcp)







