韓国「K-バッテリー」輸出が急減。最大手『LGエネソル』36.4%も減った!

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韓国は、これまで「K-バッテリー」と誇ってきたのですが、技術力が中国に追いつかれ、韓国企業のシェア・売上が伸びなくっています。

先にもご紹介したとおり、利益も出せなくなってきましたので、会社事態が傾いてきた……というのが現状です。

そもそ電気自動車の需要にブレーキがかかりましたから、川上のバッテリー産業が傾くのも当然です。

こういうときには、韓国メディアに嘆き節の記事が出ます。『NEWSIS』の記事から以下に一部を引いてみます。

電気自動車(EV)の需要が一時的に鈍化する「キャズム」の影響により、昨年の韓国バッテリー業界の輸出が大幅に減少し、2桁の市場シェアさえも危機に直面した。

17日に発表された事業報告書によると、『LGエネルギーソリューション』の昨年の輸出額は12兆7,826億ウォンと集計された。

これは前年度の20兆906億ウォンと比較して36.37%の急減となる。

韓国内で生産・販売した規模は全体の19.3%を占め、海外生産法人から直接販売された輸出は80.4%だった。

また、海外法人を経由して販売された割合は0.3%にとどまった。

『サムスンSDI』の昨年の輸出も24.91%減少し、2023年の18兆2,125億ウォンから昨年は13兆6,744億ウォンに縮小した。

これは、昨年のEV市場におけるキャズムの影響でバッテリー業界の業績が大きく悪化したためだ。さらに、欧州主要国での――

補助金廃止、
景気の低迷、
充電インフラの不足、
バッテリー安全性への懸念

――なども影響を与えた。

これを受け、『LGエネルギーソリューション』は従業員に月額基本給の50%を成果給とし、『サムスンSDI』は超過利益成果給(OPI)を0%と発表するなど、コスト削減策を講じている。
(後略)

⇒参照・引用元:『NEWSIS』「キャズムに輸出急減したKバッテリー、2桁シェアも『危機』」

韓国バッテリー企業最大手とされる『LGエネルギーソリューション』の2024年の輸出額は、対前年比で「約36.4%」も急減しています。

そのためコスト削減に取り組んでおり、成果給も減らしているのです。

K-バッテリーと誇ってきましたが先行きは暗くなっています。安値の叩き合いになると中国企業には絶体勝てませんので、これに巻き込まれたら最悪なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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