Money1では連日KOSPI(韓国総合株価指数)の模様をご紹介していますが、2020年12月は個人投資家の動きが例年と異なっています。
普通なら、12月は個人投資家にとって「売り越し」の月なのです。以下をご覧ください。
2016年12月:「1兆5,920億ウォン」売り越し
2017年12月:「5兆1,305億ウォン」売り越し
2018年12月:「1兆5,795億ウォン」売り越し
2019年12月:「4兆8,103億ウォン」売り越し
2020年12月:「4兆2,377億ウォン」買い越し
2017年12月:「5兆1,305億ウォン」売り越し
2018年12月:「1兆5,795億ウォン」売り越し
2019年12月:「4兆8,103億ウォン」売り越し
2020年12月:「4兆2,377億ウォン」買い越し
2016~2019年までは見事に売り越しなのですが、本年はマイナスがプラスに転じてしかも買い越しが巨額です。
コロナでヘコんだ株価が反騰し戻りましたが、この上昇がまだ続くと読んでいる投資家が多いわけです。ちなみに連日おなじみの、NAVERの集計で2020年11月29日~12月29日の1カ月の売買動向を見ると以下のようになります。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2020年12月29日18:01現在のものです。
個人投資家はなんと「6兆3,630億ウォン」の買い越しです。
気になるのは、右隣の外国人投資家が同期間に「4兆4,377億ウォン」も売り越していることです。
2020年もあとわずかですが、これはどう締まるでしょうか?
(柏ケミカル@dcp)