「韓国で成り上がりたいなら人権弁護士になれ」 弁護士 ⇒ 大統領ルート3人

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とうとう韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョンさん、およびその愉快な仲間たちが猛威を振るっています。

尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領が就任時に「自由」が大事だといい、「自由民主主義」体制こそが韓国が保持すべき価値観――と熱弁をふるいましたが、その熱は無駄になりました。

国会で過半数を占め、大統領を押さえた政府与党『共に民主党』に対して、もはや野党『国民の力』は何もできなくなっています。

韓国の素晴らしい「K-民主主義」とは左派・進歩系勢力による(自由のない)独裁体制のことで、止めることができません。

韓国の大統領は帝王的な存在で、これにおもねる勢力が国会の過半数を占めていますので、保守寄り『国民の力』には八方塞がりの状況です。

現在の李在明(イ・ジェミョン)さんも含めて、活動圏弁護士上がりの大統領となったのは3人となりました。しかし、この3人が「人権を守るために一生懸命だった」というのも違います。

何より社会的な階層を這い上がるのに必死だった――つまりは「エラくなりたいという野心が原動力だった」という点を見逃してはならないでしょう。

豊璋先生の著作から一部を以下に引きます。

(前略)
成り上がりたければ人権弁護士になれ!

こうして考えてみると、財閥に生まれなかった韓国人が成り上がるために、第1章で見たようなデモや労働運動を使うというのも、ある意味では有力な方法ではないかという考え方も成立する。

韓国ではよく、貧しけれど能力はある庶民が進路を決める際、「金がなければ弁護士になれ」と言われる。

盧武鉉元大統領、文在寅前大統領はもともと人権弁護士出身だが、彼らが名を上げたきっかけのひとつは、1981年に軍事政権下で起きた釜林プリム事件(反政府運動をしていた学生や活動化を弾圧したとされる事件)の弁護だ。

これを題材にした映画も作られているが、正義の左派弁護士として作られたイメージをもとに大統領にまで成り上がっていった経緯がある意味よく理解できる。

李在明イ・ジェミョン『共に民主党』代表(前回の大統領候補)貧困家庭出身で、選挙時はかつての貧しさをアピール、弁護士活動でもやはり人権派だ。

いかに財閥といえど、行政のトップである大統領には逆らえない。下手をすれば、サムスンやロッテの総帥のように、監獄に送られることもあるからだ。

特に、韓国の大統領制は王様に近いとさえ言える権力集中型である。

「人権弁護士」は、思想の中身はさておき、庶民から一定の人気がある。

それを背景に大統領にまでのし上がるという実績を2人が達成し、もう1人もあと一歩まで迫ったということだ。

この3人は、いずれも左派系の弁護士団体「民弁(民主社会のための弁護士会)」出身だ。
(後略)

⇒引用元:『朝鮮学校卒・在日3世、ソウル在住13年 それでも韓国に住みますか』著:豊璋,ワック株式会社,2023年03月25日 初版発行,pp130-131

豊璋先生の著作は、2023年03月に発行されていますので、活動圏弁護士あがりの大統領は「2人」となっています。

李在明(イ・ジェミョン)さんが、大統領選挙で尹錫悦(ユン・ソギョル)さんに敗れたためです。

しかし「光の革命」(大笑いな自称)とやらで尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を引きずり下ろし、李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領に成りおおせました。

1. 盧武鉉(ノ・ムヒョン)
職業歴:人権派弁護士
特徴:釜山で労働者の人権問題などを扱った弁護士として知られた後、政界入り。2003年に大統領就任。
評価:庶民派・改革派の象徴とされる人物。

2. 文在寅
職業歴:人権派弁護士(盧武鉉のパートナー)
特徴:軍服務後、盧武鉉と共同で法律事務所を開き、主に労働・人権関連の案件を担当。2017年に大統領就任。
評価:盧武鉉の政治理念を継承した「政治的後継者」とされる。

3. 李在明(イ・ジェミョン)
職業歴:弁護士(労働者側を中心に)
特徴:労働災害で負傷した自身の経験をもとに弁護士となり、庶民派政治家として頭角を現した。現在(2025年時点)与党の有力政治家。
評価:「雑草魂」「闘う庶民派」として知られる。

これで「活動圏弁護士上がりの韓国大統領」は3人目となったわけです。

(吉田ハンチング@dcp)

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