すでに韓国は「不自由」を取った。「韓国における保革対立の正念場がもう一度ある」

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韓国は左派・進歩系が支配する「言論の自由」「司法の独立」も保証されない国に転落途中です。

文在寅がやり損なったことは、李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領になることで達成されるでしょう。自由民主主義陣営国側に立つ韓国は終わり、親北・親中・親ロなレッドチーム国になります。

そもそも韓国の左派・進歩系がよりどころとしている「親北」は、北朝鮮「主体思想」に浸透された結果です。

意味不明な主体思想をいまだに信奉している理由がさっぱり分かりませんが、「学生運動で民主主義を勝ち取った」と言う人々が、いまだに従北勢力の基盤となっています。

国民を飢餓に追い込むような国にシンパシーを感じる理由が一切分かりませんし、また韓国の皆さんが現在の北朝鮮と統一したいなどと信じていないにもかかわらず――です。

ド貧乏で独裁国家、日本人を拉致し(韓国人も拉致されています)、日本海にミサイルを打ち込む「ならず者国家・北朝鮮」との統一機運を盛り上げたのは金大中(キム・デジュン)政権であり、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、文在寅の左派・進歩系政権がそれを継ぎました。

李在明(イ・ジェミョン)政権ができれば、これら左派・進歩系の政権になるのは自明のことです。

すでに李在明(イ・ジェミョン)さんは「南北間の信頼関係を回復する」などと表明しています。

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南北の信頼関係を回復していったい何をしようというのでしょうか。統一など誰も望んでいないのは自分でも分かっているのです。

神谷不二先生はかつて以下のように述べていらっしゃいました。

韓国における統一論は、理念としての、情緒としての論議の域を依然として出ていない。

現実的政治目標としての具体的統一論は、一向に盛上っていないのである。

(中略)

南北分断の現状は、半島におけるバランス・オブ・パワー、ひいては半島の安定と平和に連なる大きな要因である。

自由と反自由の勢力が微妙に均衡している。

(中略)

以上の諸要素が、韓国における保革対立の正念場がもう一度あると私が見る根拠である。

(中略)

こういう見方もできるかもしれぬ。

日本は60年「アンポ」を経験したおかげで、不必要な反米がなくなった。

「アンポ」の洗礼を受けていない韓国には、必要な反米と不必要な反米がいまだに混在している。

⇒参照・引用元:『韓国・北朝鮮の嘘を見破る 近現代史の争点30』鄭大均・古田博司[編],文藝春秋,2006年(平成18年)08月20日 第1刷発行,pp224-227

この文章は2006年のものですが、「韓国における保革対立の正念場がもう一度ある」という神谷不二先生の指摘は慧眼でした。

自由と反自由の勢力が……」というのは、特筆すべき指摘でしょう。

そして現在2025年。2006年から約20年たちました。金大中(キム・デジュン)- 盧武鉉(ノ・ムヒョン)-文在寅と、左派・進歩系政権によって、三権が赤く傾いてしまった韓国が私たちの眼の前にあります。

就任した際にご紹介しましたが、「尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は韓国にとって最後のチャンス」でした。しかし、韓国は尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を罷免し、自ら左派・進歩系に全てを渡す決断をしたのです。

「正念場」はもはや決着がつき、韓国は「不自由」を選択したのだ――といえるかもしれません。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は就任時に「自由」を連呼しました。前文在寅政権が、韓国から「自由」を消そうとしたからです。

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以前にご紹介した2×2のマトリックス図を以下に再掲します。


↑中国の場合は、資本主義というより「習近平の特色ある新時代の社会主義」(何をいってるのかよく分からない)だそうですが、一応「資本主義」に分類します。「価値観を同じくする者たちの連帯」として「自由と反映の弧」、その構想が反映された「QUAD」というフレームがいかに優れたものであったかがよく分かります。「自由民主主義」がキーなのです。

さあ韓国はどこに置くべきでしょうか?

いや、もしかして現在「尹アゲイン」を叫んでいる皆さんがこれから奮起して、左派・進歩系を吊し上げ「韓国における保革対立の正念場」をつくってみせるのでしょうか?

韓国人が自分で選んだことなので知ったことではありませんが、日本としては反日3カ国と対峙しなければならないので、日清戦争前からやり直し――という状況になりました。

(吉田ハンチング@dcp)

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