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韓国文大統領は憲法から「自由」を取ろうとした。尹候補は「韓国には自由がいる」と反撃。北朝鮮の反発必至

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2022年01月24日、韓国野党第一党『国民の力』の統一大統領候補の尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが、外交・安保政策のビジョンを公表しました。

現在非常に困っているアメリカ合衆国が泣いて喜びそうな内容でした。

韓国には「自由」が必要だ

尹さんは「自由・平和・繁栄」をキーワードとして提示し、「私たちの憲法の精神的な根幹である自由民主主義を守護し、堂々とした外交と堅固な安保で真の朝鮮半島平和時代を開いていく」と述べました。

尹さんが「自由」をキーワードに掲げたことには大きな意味があります。日本メディアではあまり報じられませんが、現在の文在寅大統領は憲法改正論者であり、韓国の憲法から「自由」を外そうとしてきたのです。

文大統領は「自由」を取るつもりだった

韓国について深い知見をお持ちの鈴置高史先生の言葉を以下に引きます。

――(前略)文在寅政権が今やろうとしていること、これまでやってきたことというのは、この批判に当たるような……韓国の国民から自由を奪おうとしている政策をやってきているんですか?

実にいいポイントです。

――いやいや、そんな褒められても(笑)……褒められて喜んでいるだけで終わっちゃうんで……どうなんですか?

まずそもそもだけど、韓国で保守と左翼……いわゆる韓国人は「進歩」っていいますけど、何が分かつかというと、北朝鮮に対する向き合い方です。

文在寅っていうのはベタベタの北朝鮮で、あの左翼の人でさえ文在寅は北向きなんじゃないかって不満を持ってる。で、韓国人の普通の人もですね、けしからんなって思っている人がけっこう多いわけです。

そこでですね、「(文在寅政権を批判して尹さんが:筆者注)自由を引き抜く」って言いましたよね。これが実はね、キーワードなわけ。

文在寅政権は実は憲法改正やとろうとしたんです。その時に「自由民主主義」の「自由」を取ろうとしたんです。……言葉を。

要は北朝鮮と一緒のように……言やぁ相当左翼っぽい憲法に変えようとしたわけです。

――なんか……民主集中制(民主主義的中央集権主義の略/旧ソ連の支配体制のドクトリン:筆者注)みたいなイメージ?

そうです。

――手続きは民主政治だけど専制政治みたいなね。

……とみんな思うわけですね。実に「自由を取る」っていうのがキーワードなわけです。

あの、尹さんは韓国人に向かって「北朝鮮と同じようにああいう独裁になっていいのか」と「自由がなくなるじゃないか」と。
(後略)

BSフジの番組での鈴置先生の発言です。

というわけで、文在寅という人は北朝鮮のような独裁制をよしとするような憲法に変えようとしてきたわけですが、今回の大統領候補、尹さんは文大統領の方向を真っ向から否定しています。

自由主義国同士の同盟でなんとか中国を押さえ込みたい合衆国にとっては「推せる候補」といえるでしょう。

「私はショーはしない」北朝鮮への対決姿勢を鮮明に

また、尹さんは以下のような発言もしています。

「米韓同盟を通じた確固たる連合防衛態勢を維持し、韓国の実質的な対応能力を強化し、北朝鮮の核とミサイル挑発を抑制する」

「朝鮮半島の平和と繁栄の基本は北朝鮮の非核化」

「北朝鮮が検証可能な非核化時に平和協定を準備し、非核化の実質的な進展に合わせて対北朝鮮支援事業を具体化する

何がなんでも終戦宣言を出してその後で考えるという文政権と異なり、ずいぶん合衆国寄りの発言です。

また、

「北朝鮮が非核化のための実質的な措置も全くせず、むしろ挑発しているというのに、北朝鮮のために代弁する。このようなことが最も異常」

「(南北首脳会談を)正常に行うには、相互の円滑な接触を通じて予備合意に到達し、それから会わなければならないのに『会えば私たちは上手くいくでしょう』。こんな話をするのはただのショーだ」

「国内政治に統一問題を利用するショーだ。私はショーはしない」

と激しく文政権を批判しています。

さらに、尹さんは「Kill-chain(キルチェーン)」の確保を公約としました。これは、北朝鮮による攻撃の兆候を探知したら、先制的に打撃を加える戦力体系を整えるという宣言です。

尹さんの公約に北朝鮮の反発は必至です。といっても、すでに尹さんは北朝鮮から強い口調で非難されているのですが。

しかし、これまた合衆国は喜ぶでしょう。合衆国の情報機関なら、親米政権を打ち立てるために尹さんの選挙支援に乗り出すのではないでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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