Money1では連日ご紹介していますが、ドルウォンがウォン安方向に急進しています。
そろそろ危なくなってきたのでは……という状況なのですが、さすがに韓国メディアでも懸念する報道が出てきました。
例えば『毎日経済』では「ウォンの弱さ…『魔の1500ウォン』の脅威」というタイトルの記事が出ています。
直近のプライスアクションを見てみると、面白い現象が見えます。ドルウォンのチャートにドルの強さを示す「DXY」を重ねてみると明らかなディバージェンス(乖離)が発生しているのです。
以下は2025年11月11日19:54現在のドルウォンの日足チャートです(チャートは『Investing.com』より引用/DXYはバーチャート:以下同)。

ドルウォンとDXYのチャートを重ねると、プライスアクションのドレンドは普通一致します。
ドルが強くなって、チャート上を上に進行すると、当然ですがドルウォンもチャート上を上に進行します。逆に、ドルが弱くなって、チャート上を下に進行すると、ドルウォンもウォンが強くなってチャート上を下に進みます。
ところが、ここ4日半ほどの値動きは、ウォンが安くなっているのに、DXYも弱くなっています。値動きで明らかにディバージェンスが発生しています。
早い話がウォンの都合で安値進行しているのです。
(吉田ハンチング@dcp)






