韓国産業通商資源部の部長(長官)、金正官(キム·ジョングァン)さんは、対アメリカ合衆国通商問題の責任者です。
先にご紹介したとおり、大統領府の政策室長であった金容範(キム·ヨンボム)さんがスタコラホイホイと辞表を提出。去ってしまいましたので、風当たりは強くなるばかり。
2026年09月01日、残された金正官(キム·ジョングァン)さんがFacebookに気の毒な投稿を行っているのでご紹介しておきます。以下が全文の日本語訳です。
<通商とは、好天を待つことではなく、どんな天候でも航海できる力を備えることです>
長官に就任してから12回目となる米国出張に向かいます。
数日前、映画『オデッセイ』を観ました。
オデュッセウスが故郷へ帰る道のりは、実に険しいものです。激しい波に見舞われ、予想もしなかった危機が絶え間なく襲ってきます。
時には、どの道を進むべきか、難しい選択を迫られる瞬間も訪れます。
映画を観ながら、職業病なのか、最近私たちが置かれている通商環境と実によく似ていると思いました。
今、世界の通商の海は、かつてないほど荒れています。
関税と保護貿易主義が強まっており、経済と安全保障の境界も曖昧になっています。サプライチェーンやエネルギー、先端技術に至るまで、すべてが通商の問題となっています。
こうした状況で私たちに必要なのは、波が収まるのを待つことではなく、荒波を乗り越えていく力を備えることだと思います。時には最善の選択が難しく、次善の道を選ばなければならないこともあります。
しかし、判断の基準は明確です。
大韓民国の国益に役立つのか。
わが国の企業と産業の未来に役立つのか。
そして、国民の暮らしをより良くするのか。オデュッセウスに帰るべき目的地がはっきりしていたように、私たちの通商政策の目的地も明確です。
大韓民国の市場を広げ、サプライチェーンを強固にし、わが国の企業が世界でより多くの機会を得られるようにすることです。
波が激しければ激しいほど、船長の役割は波をなくすことではなく、方向を見失わないことだと思います。政府も揺らぐことなく、国益という羅針盤を手に、この荒れた通商の海を乗り越えていきます。
空港へ向かう途中、金容範(キム・ヨンボム)政策室長の辞任の知らせを聞きました。
この1年余り、一寸先も見通すことが難しい通商上の懸案について、ともに悩み、解決に取り組んできた立場として、個人的に非常に残念です。
容易ではない局面のたびに、ともに知恵を絞り、大韓民国の国益のために尽力してくださったことに、深く感謝いたします。
航海をしていれば、ともに歩んできた仲間と別れる瞬間もあります。
名残惜しさは大きいですが、私たちがともに考えてきた韓国の産業と通商の道は、これからも続いていかなければなりません。
私も、自分に与えられた職務を終えるその時まで、最善を尽くします。
再び米国へ向かいます。波は激しいですが、目的地は明確です。
⇒参照・引用元:『facebook』김정관 산업부 장관
金容範(キム·ヨンボム)さんの辞任を空港に向かう途中で聞いた――というのが注目ポイントで、各大臣にも内閣改造が知らされていなかったことが分かります。
この1年余り、一寸先も見通すことが難しい通商上の懸案について、ともに悩み、解決に取り組んできた立場として、個人的に非常に残念です――と、強い喪失感と寂寥感を表明しています。
「さびしいなあ」は分かりますが、もう何度だっていいますが、金容範(キム·ヨンボム)さんはボンクラです。
左派・進歩系人士特有のトンチンカンな政治志向を反映した経済観を、実際の社会に適用しようと試みる一種の危険思想の持ち主でした。韓国の皆さんにとっては、政権中枢から去ってもらって良かったはずです。
しかし、残った金正官(キム·ジョングァン)さんは、カツアゲに邁進するアメリカ合衆国トランプ大統領・ラトニック商務長官からの圧力に耐えねばなりません。

↑空港で記者団から質問される金正官(キム·ジョングァン)さん。なぜか吊るし上げられている用に見えますが、ただ質問されているだけです。韓国の政治家としてもっと力を持ちたいのであれば、もっと面の皮が厚くないとダメです。

↑これぐらい面の皮が厚くないと大統領にはなれません。
(吉田ハンチング@dcp)






