韓国の金融市場の安定性が問われる状況となってきました。
2020年10月15日、『韓国銀行』が発表した「2020年9月 国際金融・為替市場の動向」によれば、09月は外国人投資家の動きは「売り」で締まりました。
以下をご覧ください(表組は横にスクロールできます)。
外国人投資資金
05月 06月 07月 08月 09月 株式 -32.7億ドル -4.4億ドル 13.9億ドル -8.9億ドル -20.8億ドル 債券 21.0億ドル 29.4億ドル 30.1億ドル 6.7億ドル -0.1億ドル 収支 -11.7億ドル 24.8億ドル 43.9億ドル -2.2億ドル -20.9億ドル
資金の純流出「約21億ドル」です。
注目は債券市場からもお金が逃げた点です。
これまで『韓国銀行』は「株式市場では外国人投資家は売りを続けているが、債券市場には資金を投じている」としてきましたが、ついに債券市場でも資金流出に転じました。
まさにセルコリア(韓国売り)です。
この資金流出が止まるかどうかに注目です。
(柏ケミカル@dcp)