新オーナーが見つからなければ飛ぶしかない韓国の『双竜自動車』ですが、この期に及んでリコール事案が発生しました。
しかも『双竜自動車』のラインアップの中でも最も期待できるSUV(スポーツ・ユーティリティー・ヴィークル)の「チボリ」7万台が対象です。
燃料ホースの欠陥で火災を起こす可能性があるとのこと。また、同社の「コランド」も同様の理由で1万台がリコール。
2020年06月26日付けの『ChosunBiz』の記事に以下のような記述があります。
25日午後、平沢『双竜自動車』本社。
車体の生産ラインの片方の壁には「チボリ成功のために私たちの決意」というタイトルのホワイトボードに「チボリは大当たりするファイティング」、「大いなる飛躍のために」、「完全大当たり」など、従業員の手書きメッセージがぎっしりと書かれていた。
組立ラインの片側で完成された車両の品質検査をするスタッフが着ていた赤いチョッキには「品質」の文字が大きく刻まれていた。
「品質なくして顧客なく、顧客なくして双竜なし」、「一度のミス放置するとダブルミスが習慣になる」などの垂れ幕も工場のあちこちに掛かっていた。
⇒参照・引用元:『ChosunBiz』「【ルポ】双竜車平沢工場の従業員涙訴え『産業銀行会長、お願いです。新車が出るまで助けてください』」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
会社が今にも飛びそうなので従業員の皆さんも頑張っているのでしょうが、「貧すれば鈍す」というか何というか……笑うに笑えない今回のリコールです。
(柏ケミカル@dcp)