10月22日、日本は衆議院議院選挙の投票・開票を迎えます。台風の目になるはずだった希望の党はずるずると後退し、立憲民進党が意外な善戦と伝わります。自民党の優位が伝えられますが、この選挙の結果は明けて23日(月)の株式市場にどのような影響を与えるでしょうか!?
みずほ証券のチーフFXストラテジストである鈴木健吾氏は、ロイターの記事「ドル120円へ、衆院選後に再始動か」の中で、下のように投票結果の影響についてまとめています。
●定数465議席のうち、自民党が3分の2となる310議席前後を押さえれば、やや値幅を伴った株高・円安反応
●安定多数となる244議席や絶対安定多数の261議席を上回る勝利となった場合は若干の株高・円安反応
●過半数の233議席近辺ならほぼ動かず
●過半数割れとなれば失望や政策に対する不透明感から株安とリスク回避の円買い反応
日本の株式市場では、円安と株高に高い相関があります。しかし、現在は株高が円安に先んじており、円安の進行が遅れていると見られています。円安がさらに進行するのがどのタイミングなのか、識者ならずとも気になるところです。
鈴木健吾氏は「引き続き1ドル=115円を超え、120円を目指す動きを予想」としていますが、果たして……!?
⇒引用元:『ロイター』「ドル120円へ、衆院選後に再始動か」
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-kengo-suzuki-idJPKBN1CP0FT?il=0
(柏ケミカル@dcp)