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「電気自動車」世界悲喜こもごも 「中国」の思惑は!?

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2015年にフォルクスワーゲンの排気ガス偽装が発覚以降、世界中の自動車ユーザーがディーゼルエンジンに疑惑の目を向けるようになり、また世界各国で「内燃機関自動車の新車販売を○○年に禁止」と発表されるなど、EV(電気自動車)へのシフトが加速しているように見受けられます。

今回は、「電気自動車を巡る悲喜こもごも」について、まずは「中国」を見てみましょう。

実は中国は世界で一番電気自動車が売れている国なのです。『国際エネルギー機関』(International Energy Agency:IEAと略されます)が公表している2016年の「地域別EVの販売比率」は以下のようになっています。

●地域別EVの販売比率 2016年/販売台数は約46万台
第1位 中国……55.1%
第2位 アメリカ……18.6%
第3位 ノルウェー……6.3%
第4位 フランス……4.7%
第5位 日本……3.3%
第6位 ドイツ……2.4%
第7位 イギリス……2.3%
その他:7.3%

世界に販売されているEVの過半数は中国で売れているのです。

先にMoney1でもご紹介しましたが、2017年09月28日に中国工業情報省は、2019年の各自動車メーカーの販売台数のうち「10%を新エネルギー車(ENV)とすることを義務付ける」と発表しています。

これは、もちろん大気汚染に悩まされてる自国を慮ったものではありますが、自国の自動車メーカーを育成するという狙いもあると考えられます。

中国の自動車メーカーは、エンジンやトランスミッション製造などにおいて日米欧のメーカーに遅れを取っています。それらについてはとても追いつけそうにありません。

そこで、内燃機関エンジンの開発が不要なEVに特化することで、国際的競争力を得ようとしているのです。識者は「中国はゲームチェンジを狙っているのだ」と指摘しています。従来の日欧米メーカーにEVなら追いつけるのではないか、というわけです。

実際に可能かどうかはともかく、日欧米に対抗できるようになるべく中国は動き始めています。

(柏ケミカル@dcp)

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