「韓国人 お金借りすぎ問題」返済能力が比較的あるとされた層までも借金を返済できなくなっている

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韓国の景気がどん底で所得脆弱層が危機に陥っています。生活苦の中、借金が増加。返済できない人、多重債務者が増加しています。

国会政務委員会所属の『共に民主党』キム・ヒョンジョン議員が庶民金融振興院から受け取った資料の中にそれがうかがえるデータがあります。

以下をご覧ください。

햇살론(ヘッサルローン)の代位弁済の金額と代位弁済率です。

代位弁済率とは、借り手が元本を返済できない場合に、庶民金融振興院などの政策機関が銀行に代わって支払った金額の割合を示す指標です。

2024年12月末のヘッサルローンバンクの代位弁済率は「16.8%」にも達しています。

2023年が「8.4%」でしたから、代位弁済率は2倍になりました。つまり、元本を返済できないで政府機関に代わりに支払ってもらう率が急上昇したのです。

ヘッサルローンバンクは、低所得・低信用層の中でも比較的返済能力のある人々が、一般銀行(第1金融圏)へ移行できるよう支援する政策金融商品です。

景気低迷が続く中、これまで返済能力が比較的あるとされた層までもが借金を返済できなくなっている――というわけです。

他も弁済率は悪化しています。

●「ヘッサルローン15(햇살론15)」の審査で拒否された信用スコア下位10%以下の借り手向けに提供される「最低信用者特例保証(최저신용자 특례보증)」の代位弁済率は、
2022年:14.5% ⇒ 2024年12月:26.8%(約2倍に増加)

●「ヘッサルローン15」(最低信用者向け庶民政策金融商品)の代位弁済率も
2023年:21.3% ⇒ 2024年12月:25.5%に上昇

●「ヘッサルローンユース」(低所得層の若者向けローン)の代位弁済率は
2023年:9.4% ⇒ 2024年12月:12.7%に上昇

●「ハッサルローンカード」(クレジットカード発行が難しい脆弱層向け金融商品)の代位弁済率も
2023年:12.3% ⇒ 2024年12月:17.8%に上昇

所得脆弱層の困難がさらに深まっていることを示しています。

(吉田ハンチング@dcp)

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