2021年に入って最初の10日間が過ぎ、韓国の関税庁から「2021年01月01~10日」の輸出入のデータが出ました。以下です。
2020年01月01~10日
輸出:112億900万ドル(対前年同期比:-15.4%)
輸入:118億4,500万ドル(対前年同期比:-22.9%)
貿易収支:-6億3,600万ドル
輸出:112億900万ドル(対前年同期比:-15.4%)
輸入:118億4,500万ドル(対前年同期比:-22.9%)
貿易収支:-6億3,600万ドル
輸出も輸入も減っていますし、何より貿易収支(輸出 – 輸入)がマイナスです。何度もいいますが、韓国は貿易収支が黒字でないと持たない国です。それなのに赤字。「どうした?」です。
1日当たりの輸出金額は「18.7億ドル」で「前年同期比:5.8%増加」ですから、金額が小さいことは「営業日数」が少なかったことで説明がつきます。しかし、赤字になった説明にはなりません。また、そもそも輸入が「-22.9%」と、輸出の「-15.4%」よりも減少幅が大きいことにも注意が必要です。
もう何度だっていいますが「不況型黒字」(今回は赤字ですけれども)傾向がまだ続いています。
さらに今回は輸出の主要品目の増減に注目してください。
主要輸出品目の増減
船舶:43.4%
無線通信機器:43.3%
半導体:-0.3%
石油製品:-62.9%
精密機械:-13.5%
船舶:43.4%
無線通信機器:43.3%
半導体:-0.3%
石油製品:-62.9%
精密機械:-13.5%
「半導体」です。船舶、無線通信機器(要はスマホです)が良くても、半導体の輸出が好調でなければ韓国はアカンのです。
(吉田ハンチング@dcp)