「外国人投資家が帰ってきた!」と喜んでいたが……
2020年08月31日の韓国株式市場が締まりました。これで2020年08月の株式市場は決着です。
韓国メディアでは、07月には外国人投資家が「買い越し」に転じたことで「外国人が帰ってきた」と喜んでいました。
もう少し様子を見ないと分からないのでは……と記事を上げて参りましたが、31日に外国人投資家が一気に1兆3,155億ウォンを売り越すという事態になりました(15:30時点/場外でさらに売り越し18:01時点で「1兆6,326億ウォン」の売り越し)。
案の定といいますか、なんといいますか……で、結局この1カ月での投資家別売買動向は以下のようになっています。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2020年08月31日18:01現在のものです。
2020年07月31日~08月31日で「2兆8,877億ウォンの売り越し」です。
07月31日は15:30時点で「413億ウォンの買い越し」でしたから、08月01~31日で計算しても恐らく「2兆8,000億ウォン」超の「売り越し」になるずです。
――というわけで、韓国にとっては誠に残念なことに07月の結果を見て「外国人投資家が帰ってきた!」というのはぬか喜びでした。
2020年08月、外国人投資家はKOSPIにおいて再びセルコリア(韓国売り)に転じたのです。
(柏ケミカル@dcp)