アメリカ合衆国の追加制裁措置の発動が09月15日に迫り、窮地に陥っている中国企業『ファーウェイ』(Huawei:華為技術)ですが、2021年には『Andorid』に換えて自社製OS『ハーモニー(Harmony OS)』を全面採用することを決断したとのこと。
『South China Morning Post』によれば以下のようになっています。
深センに拠点を置く同社のコンシューマー事業グループの責任者であるリチャード・ユー・チェンドン氏は、木曜日の開発者会議で、『ファーウェイ』独自の「Harmony OS」が来年、同社の全てのスマートフォンに搭載されることを明らかにした。
⇒参照・引用元:『South China Morning Post』「Huawei’s consumer chief says Harmony operating system will be rolled out on its smartphones in 2021」(原文・英語/筆者(バカ)意訳)
OSを中国製に置き換えますが、ハードウェアの方は全て中国製に置き換えることができるでしょうか。お手並み拝見というところでしょう。
また同記事には以下の注目ポイントがあります。
Analysts say Huawei is literally facing a life or death situation, and must re-engineer its supply chains across multiple business segments, with stockpiled US components only expected to last until around the middle of 2021.
アナリストによると、『ファーウェイ』は生死に関わる状況に直面しており、複数のビジネスセグメントにわたってサプライチェーンを再構築する必要があり、備蓄された合衆国の部品は2021年半ば頃までしか持たないと予想されている。
『ファーウェイ』が必死になって集めている製品用の部品は「2021年半ばまでは持つ」というのです。こちらも実際にはどうなるのか要注目です。
(柏ケミカル@dcp)