空売り延長を決定し、韓国政府は韓国株式市場の下げを極度に恐れているわけですが、ここのところKOSPI(韓国総合株価指数)は上げ渋っています(以下のチャートは『Investing.com』より引用)。
頼みの綱は個人投資家なわけですが、先にご紹介したとおり実は08月中旬から個人投資家の出来高は減少傾向にあります。
では外国人投資家の動向はどうかというと……これがせっせと売り越しています。つまり、セルコリア(韓国売り)を続けているのです。以下をご覧ください。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
※上掲データは2020年09月30日18:04現在のものです。
これは2020年08月29日~09月29日の投資家別売買動向のデータですが、これを見ると外国人投資家は「2.50兆ウォン」の売り越しです。
08月29日は土曜日で休場、09月30日は韓国の祝日で休場でしたので、08月31日の売買分が入ってしまっていますが、実はこの日はKOSPI(韓国総合株価指数)にとっての厄日でした↓。
「韓国株式市場」31日(月)終了・外国人投資家が1日で「1兆3,000億」売り越し!! 何事が!
エライことです! KOSPIが大幅ダウンですし、 外国人投資家が本日だけで1兆3,000億ウォン売り越しました。とりあえず2020年08月31日(月)の韓国株式市場が締まり、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになりました(...
この日だけで外国人投資家は「1.32兆ウォン」を売り越しています。あくまで概算ですが2020年09月分を算出してみると、「2.50兆ウォン – 1.32兆ウォン」で「1.18兆ウォン」を売り越したことになります。
先にご紹介しましたが、
2020年08月:2.8兆ウォンに売り越し(概算)
でしたので、これで08・09月と2カ月連続の売り越し。
07月だけは「買い越し」で「外国人投資家が戻ってきた!」と韓国メディアも喜んでいたのですが、外国人投資家は「全然帰ってきていない」ことになります。
韓国株式市場から外国人投資家の資金が抜け続けています。これは全くいいことではありません。
(柏ケミカル@dcp)