中国メディアから衝撃の報道が出ました。中国企業が中古の「リソグラフィー装置」を韓国企業『SKハイニックス』から購入し、コレを基にハイエンドリソグラフィー装置を造るというのです。
『ファーウェイ』(Huawei:華為技術)に続いて中国最大の半導体メーカー『SMIC』(Semiconductor Manufacturing International Corporation:中芯国際集成電路製造)がアメリカ合衆国のエンティティーリストに載ることとなりました。
このせいで『SMIC』は海外から半導体製造に必要な素材・部品・装備を入手できなくなる可能性が高まりました。
そんな中、このニュースです。記事から一部を引用します。
09月29日の朝、中国の半導体業界に好意的なニュースが発表され、A株市場全体が沸騰しました。
『China Securities Journal』のニュースによると、中国蘇州の半導体材料サプライヤーである『晶瑞』(Jingrui)は今朝、集積回路製造用のハイエンドの露光装置の研究開発プロジェクトを開始すると発表した。
このプロジェクトを効果的に実行するために、『晶瑞』は『SinglestTechnology』を通じて、韓国の半導体メーカー『SKハイニックス』からASML製のリソグラフィーマシンを1,102万5,000ドル(7,523万元)の価格で輸入する計画を公表。
同社は9月上旬『SKハイニックス』への見積もりを依頼したと報じられており、9月24日に入札が確定。開示された情報によると、現在市販されているリソグラフィー装置は購入が容易ではなく、このリソグラフィー装置も中古品だ。
ニュースが発表された後、市場は迅速に反応しました。
⇒参照・引用元:『捜狐』「7523万,中企斥重金自韩国购买二手光刻机!将布局高端光刻胶市场」(原文・中国語/筆者(バカ)意訳)
目茶苦茶な話です。『SKハイニクス』から中古のオランダ企業『ASML』製リソグラフィー装置を購入し、これを参考に中国産のハイエンド装置を造ろうというのです。価格は「7,523万元」となっていますので、日本円で「約11億6,907万円」
合衆国国務省ポンペオ長官ー! 韓国企業がデッドコピー用のリソグラフィー装置を中国に流していますよー!
(吉田ハンチング@dcp)